【あんスタ】猫被り女は元暗殺者【暗殺教室】 (ページ24)

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にゃあ！ページ24

Aside

レッスンをまともにしない人や
なんとなくでアイドル科に入った人も
昔はいたらしい。

そんなのを不必要とした天祥院先輩が
排除をしたと笑顔で話していた。

胡散臭くてあの人の笑顔は苦手だな。

ゆうた｢A｣

貴「どうしたのゆうたくん」

ゆうた｢いくよ！｣

そう言ってゆうたくんは私の腕を引いて
走り出した。

途中でひなたくんに連行されてるあん先輩
と合流して何故か軽音部の目の前へやってきた。

ゆうた｢開けて？｣

貴「ええ、あん先輩」

あんず｢仕方ないね｣

せーの！と両側のドアを私とあん先輩で
抑えて開ければ真っ暗で厨二チックな部屋に
棺桶がぽつんと1つ、それと縛られている人がいた

縛られてる？

とりあえずその人に寄って
２、３秒もすればスルッと縄が解けて
口を塞がれていた布をとってあげる。

こんなになってたから近くは
足のしびれがなかなか取れない
と思うので立ち上がれはしないだろう。

｢…ほぉ、面白い子じゃなあ、わんこ？｣

｢誰がわんこだ！！俺は孤高の狼だわ！
…てか、ありがとよ｣

私の記憶がまちがっていなければ3Bの朔間零と
２Ｂの大神晃牙だと思われる。

貴「朔間先輩！どうしたんですか？
大神先輩どういたしましてです。」

あんず｢きゃああああ！？｣

貴「あん先輩！？」

隣を見ればあん先輩はいなくて
奥の方にある舞台のようなところで
可愛らしいフリフリな服を着て立たされていた。

莉緒ちゃんが見たら面白がってムービー
撮ってるところだよねこれ

朔間｢今からあんずの嬢ちゃんには
踊ってもらおうかの。Aの嬢ちゃんは
やるかえ？｣

貴「やります」

朔間｢…！…ふ、ふっふ面白い子じゃのお！｣

急に笑い出したと思えば青い衣装を
ポイッと棺桶から投げ出される。

その場で着替えようとしたら止められたので一旦
部室の前に来た。

貴「なんでバストまであってるんだろうか」

着替えて見たらピッタリで一瞬背筋が
凍った気がする。

山本さんをゆうたくんに預けてステージの
上に立ってみる。簡単に壊れなさそうな板で
作られた床なので今度買って校舎の修理に使おう

朔間｢今からひなたくんが言う通り踊って
貰うぞ？いいかのお｣

あんず｢は、はい｣

貴「はい！」