無痛症になった俺の話

待機 ページ10

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そんな中、無慈悲にも戦争と言う出来事が起こってしまった



gr「ゾム、コネシマ、シャオロンはいつも通り前線へ回ってくれ。鬱、ロボロは後ろから。俺、トントン、オスマンは本部で指示を。今回、言っちゃあなんだが相手はチョロい。」



zm「ﾌﾋｯw｡」

ut「グルちゃん言うねぇw。」



グルッペンがニヤニヤしながら言うものだから迂闊にも笑ってしまった

そこにトントンの鉄槌が下る



tn「うるさいぞ、お前ら。で、せやからひとらんの隊は本部で待機や。」

ht「w、ぅん。」



ひとらんも笑いがこらえきれなかったのか一言目に笑いが零れた。


gr「Aの隊も本部で待機。」


『うぃ〜。』



rb「ひゃ〜、それにしても久々やんな？」


sho「せやんなぁ。それにしてもロボロさん、」

rb「なんです、シャオロンさん。」


sho「今回も遠距離で良かったなぁ。そうやなかったら間違うて戦場で踏んでまうかもしれんw。」

rb「なんだと?!返事した俺が馬鹿やったわ！」



なぜそんな賑やかにできるのかと不思議になるくらい騒がしくなってしまった会議室


斜め前の方でトントンが青筋をたて拳を震わせているのがわかる



os「あちゃ〜、もっと早くに逃げとくべきやったわ…。」



オスマンが横で言ってるのに何度も頷きこれから来るであろう怒声に耳を塞ぐ仕草をする

大先生なんて隣だから既に塞いでる


2人が｢あ、ヤベ｣なんて顔しても時すでに遅し。



部屋中に響く怒声を流しながら、

『(戦場に出ればどの程度の怪我が大丈夫なのか知れたかもしんないのになぁ…。)』


なんてとんでもないことを考えてたのはまた別の話。









gr「…。」

os「…。」

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