【銀魂】先生、明日学校ズル休みします。：坂田銀八:

最悪のお知らせ ページ38

コンコン



銀「Aー、夕飯作り過ぎたんだけどいるかー？」




銀ちゃん...




私は身体を引きずって玄関へ向かう



泣き続けるって結構体力使うんだから






ｶﾞﾀﾝ



貴「銀ちゃん...」





銀「ど、どうしたんだ!？」






貴「...」




もう涙も枯れて出てきやしない



ただただ俯くだけ




銀「.....................話し、聞くぞ」









・









銀「そうか....」




貴「...」




リリーン



こんな時に電話...私の人生とことんツいてない




貴「もしもし？」




母(さっきは違ったのよ!!だからアンタも絶対結婚しなさいよ!？分かった!？)




銀「おい!ちょっとそれは!」




貴「分かってる、日取りはいつ？素敵なウエディングドレスを用意しててよね」



銀「はぁ!？お前正気か!？」




母(わ、分かってるじゃない...いいわ、飛びっきりのドレスを用意するわ、じゃあ日取りは6日後よ、よろしくね、じゃあ)




ガチャン




これでいいの


私が無茶すれば誰も困らないんだから





貴「...銀ちゃん、プロムの相手は他の人をあたって、ごめんね」





銀「なに言ってんだ!!俺の相手はAしか務まらねぇよ!!」




貴「....ごめんなさい」







・






・






母「じゃあこれを着てちょうだい」




今はドレスの着つけに来てる



お母さんにお父さんに悠斗さん


みんながなにも知らずに微笑んでる



もちろん私も





貴「...」




悠「とっても綺麗だよ!Aちゃん!」



父「ああ、似合ってるぞ」






貴「ありがとう ﾆｺ」

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