地雷が13つ ページ13
◇
「「「「「乾杯ーーーっ!!!!」」」」」
合コン会場たる場所はヨコハマ市内にある、外装内装と共に清潔感のある小綺麗な居酒屋だった。しかも個室。
この合コンの幹事である私の友達はかなり気合いが入っているらしい。
「じゃあ早速だけど軽く自己紹介しようよ!」
「お、いいね!」
「賛成ー!」
「誰からする?」
「じゃあ幹事の私から自己紹介しまーす!」
先ずは自己紹介。相手の事を知るには一番手っ取り早い方法。
「一之瀬 涼香です!大学2回生!趣味はスポーツ観戦!宜しくお願いしますっ。__はい次!」
幹事の涼香が自己紹介を始めた事により、2人目、3人目と順番に紹介を終えていき、遂に4人目の私の出番がやってきた。
7人からの視線を一斉に浴びて余計に緊張してしまう……
『えっと、咲良 Aです。涼香と同じ大学2回生で、趣味は料理です。宜しくお願いします』
「Aの手料理ってめちゃくちゃ美味しいよね!」
「まじで?」
「私胃袋掴まれたもん!」
「良いなぁ!てか、Aちゃんって可愛くて美人でその上料理上手とか凄ェ良いじゃん!!俺狙っちゃおうかなぁー」
「私が男なら狙ってる」
皆言いたい放題だ……。でも褒めて貰えて嬉しいのも事実で、私の友人達は優しくて面白くて明るくて凄く好き。
__只、今回の合コンに関しては変に気を遣わないで欲しい。私はあくまで楽しくお話し出来れば其れで善くて、出逢いが欲しい訳でも、恋人が欲しい訳でもない。
「其れじゃあ次は俺な!」
そこからは男性陣の自己紹介が始まり、直ぐに全員自己紹介を終えた。
料理が全て運ばれてきて、お酒を呑みながら合コンは幕を開けた____。
▼△▼△
「Aちゃん、連絡先交換しようよ」
『其れはちょっと……。』
「お願いっ!」
『うぅ……、、』
どうしよう。これは困った
───合コンが始まって役1時間経過した頃、とある男性が「席替えしようぜ!」と言い出した事により私以外の全員が賛成し、言葉通り席替えが行われた。
そして言い出しっぺの男性があろうことか私の隣にやって来てあれよこれよと言い寄られている。
「もっと仲良くなりたいしデェトしたいから連絡先教えて!嫌ならブロックして呉れてもいいからさ!」
『………まぁそう云う事なら、、』
押しに負けた私は目の前の男性と連絡先を交換した__。
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あんころもち - めっちゃ好きです! (6月8日 22時) (レス) @page21 id: 0cf4a85994 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - ゴゴリ君の声って元からちょっと色気がありますから余計に想像しちゃいますよねぇ•••。(只の変態です、すみません。) (5月21日 0時) (レス) id: b0bfdbc864 (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ君。(プロフ) - 最高です、つゆこ様!! (5月21日 0時) (レス) id: 49ed8a4d79 (このIDを非表示/違反報告)
つゆこ(プロフ) - 今回のゴゴリくんはあまり巫山戯てなく、一寸セクシー要素を入れてみました!!( *¯ ꒳¯*)ドヤァ (5月21日 0時) (レス) id: da1b8adb25 (このIDを非表示/違反報告)
つゆこ(プロフ) - メンヘラ君。さん» 「悪い子だ」のところは、私も声優さんを思い浮かべながらニヤニヤしながら描きました!! (5月21日 0時) (レス) @page21 id: da1b8adb25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つゆこ | 作成日時:2023年2月9日 16時