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No.1 ページ33


No side.




朝の8時__




眩い朝日の光が窓から差し込んでいる。


そんな太陽の恩恵を受けるこの部屋は、天空カジノ 支配人の執務室。

この部屋の主であるシグマは隅に備え付けられている給湯室で珈琲を入れていた。






「失礼します」




コンコン、というノックと共に入ってきたのは、全身を黒で固めた人物。



兜をかぶったこの人物は天空カジノの侍従長である。


シグマが部屋にいる時のみ、執務室に立ち護衛をするのがこの黒騎士の仕事の一つだ。

ちょうど始業時間ということもあり、職務を全うするため執務室に入る。




「おはようございます」


「あぁ、おはよう」




珈琲の入ったカップを片手に給湯室から顔をのぞかせるシグマ。

黒騎士はそんな主に挨拶をした。



「君も飲むか?」



シグマの誘いに、黒騎士は少し戸惑う。

(仕事中だけど、せっかくの厚意を無下にはできないな…)



「…ありがとうございます」



数秒の葛藤の末、黒騎士はお言葉に甘えることにした。

黒騎士の返答にシグマは頷く。



「座って待っていてくれ」

そう言って、給湯室に引っ込む。


若干気が引けたが主の指示通りにソファに腰を掛け、

腰に携える剣を抜き、目の前のローテーブルに立てかけた。





No.2→←君の正体は。【シグマ】



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ルビー - 乱歩さんの片想い、最高でした。自由な感じですごい人だけど、そういうところは真面目に身を引きそうなところが、胸に刺さりました。 (10月11日 19時) (レス) @page19 id: 39c076b3bd (このIDを非表示/違反報告)
ハル - 少し不安だったので、気に入っていただけたようで安心しました(*'▽') (2020年8月15日 20時) (レス) id: d1231379db (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきピエロ - ハルさん» ゴーゴリの書いてくださり、ありがとうございました!めっちゃ可愛くて独り騒いでました (2020年8月15日 17時) (レス) id: f059c2a2b0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - ご満足いただけたようで何よりです(#^^#)安吾さんのお話は、まだまだありますので楽しみに待っていてくださいね!勿論、嫉妬深い説もネタがまだ載せてない分がありますので(笑) (2020年8月14日 0時) (レス) id: d1231379db (このIDを非表示/違反報告)
なぞにん - 安吾さんの夢小説リクエストした者です。わざわざ書いてくださりありがとうございました!嫉妬深い説シリーズ好きだったので嬉しかったです。また「禁句にご注意を」のネタも入っていて良かったです!長々とすみません、これからも作者さんの小説を楽しみにしています! (2020年8月13日 23時) (レス) id: b4cf29585e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル | 作成日時:2020年7月26日 22時

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