第13話 ページ14
憂鬱だ。
何が憂鬱かって?
そんなもん、リア充が増えたからに決まっているだろう。
たった3日休んだだけなのに、神様はひどい。
「だから私のせいにするな」
まだあなたのせいとは言ってませんよ。神様。
「今言ったじゃないか」
…聞かなかったことにするのも大人ですよ?
「おう!!そういうことだな♪」
単純だ…わかりやすすぎる。
さすが見た目小学生。
「小学生言うな!!」
へー、それは失礼いたしました。
「反省してないだろ」
「A!!神様、何騒いでんの?」
「こんにちは、そしてさよなら。幸せ1号」
「ちょ、ひどいひどい〜」
だって、幸せオーラ出し過ぎだろう。
「Aというよき親友を持ったからねっ」
ウィンク付きでばっちりと決めた聖香。
感想?
「うぜぇ」
「ひどーいーなー」
ひどくない。思ったままをそのまま口に出しただけだ。
「聖香、今こいつ黙っているがそうとうひどいこと考えてるぞ」
神様、勝手にばらさないでください。
家追い出しますよ。
「ごめんなさい」
よくできました。
「ていうかさ〜、神様」
間延びした声で聖香が神様に話しかける。
心の中で話しかけないでいいのか。
まぁいいか。幸せな奴は滅んでしまえばいいのさ。
「Aの不幸体質、なんとかできないの」
ごもっとも。
「…もう少し様子を見てからな」
ちょっと笑って聖香の話をごまかした神様。
…呪い。
なんだっけ。
なんで、私なんだ。
誰でもいいじゃないか。なんで私なんだよ。
「A」
神様がまっすぐ私のほうを向いて、真面目な顔をする。
「そのうち、必ず話してやるから。今は耐えろ。な?」
神様に言われちゃ終わりですよ。
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akka(プロフ) - 蒼猫。さん» ありがとうございます<(_ _)>聖香はキャラ的に私も好きです (2013年9月25日 19時) (レス) id: 5dd99b923e (このIDを非表示/違反報告)
蒼猫。(プロフ) - 完結おめでとうございまぁす!!ちょっと寂しいですけど…幸せになれてよかったです!!(ノД`)・゜・。 聖香ちゃんスキです!! (2013年9月25日 18時) (レス) id: 0cd0bc8444 (このIDを非表示/違反報告)
蒼猫。(プロフ) - akkaさん» いえいえ、楽しみにしてます♪ (2013年9月16日 18時) (レス) id: 0cd0bc8444 (このIDを非表示/違反報告)
akka(プロフ) - 蒼猫。さん» まじすか!!教えてくださってありがとうございます<(_ _)> (2013年9月16日 18時) (レス) id: 5dd99b923e (このIDを非表示/違反報告)
蒼猫。(プロフ) - akkaさん» わー(´;ω;`)続き待ってます…!!あ、あと…25話の「一週間前にお父さんが死んで、ついさっきお父さんが死んだ」ってなってます;;違ってたらスミマセン…!! (2013年9月16日 15時) (レス) id: 0cd0bc8444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:akka | 作成日時:2013年9月3日 17時