最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。壱

19話 鬼舞辻無惨の姿になったら禰豆子ちゃんが怖がっちゃった。 ページ20

『大サービスしてやる。、』




炭治郎「お前たちは腐った油のような匂いがする酷い悪臭だ！！一体どれだけの人を殺した！！」



鬼「女共はな！！あれ以上生きていると醜く不味くなるんだよ！！だから“喰ってやった”んだ！！俺たちに感謝しろ」ﾋﾞｯ




鬼「ギャッ！！」




炭治郎「もういい、鬼舞辻無惨について知っていることを話してもらおう。」




鬼「……」




炭治郎「…」




ｶﾞﾀｶﾞﾀ 鬼「言えないっ…言えない！言えない！！」




『“トランスフォーム”』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ ｽﾀｽﾀ




鬼「ひぃっ！？！ぁぁぁぁ…」




『…お前は地獄行きだ、誰もお前を可哀想だとは思わない、悲しい人生だなぁ愚図が、』ｽｯ




私は鬼の前に行き鬼と目線を合わせた。




『私はお前を許さない、来世も、その来世も永遠に呪ってやるからな。』




鬼「おおおおお許しくださいませ！！お許しくださいませぇぇっ！！！」




そして鬼の頸を斬った。




『…せいぜい苦しめ。』




炭治郎「…A？？禰豆子がAの姿を見てから怯えてるんだが…」




『…炭治郎、私の姿をよく覚えておきなさい。これはお前が倒さなければいけない者だ。』




炭治郎「A…？(口調が違う…)」




『…この姿は鬼舞辻無惨を真似したものだ。』




炭治郎「ッ！？」





『そしてこの声も鬼舞辻無惨を真似している。よく覚えておきなさい炭治郎。』





『…“解除”』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ




しまった、つい殺し屋の時の口調になってしまった。




炭治郎「…A…さっきの姿…鬼舞辻無惨と言ったな…？」




『…うん。』




あぁ炭治郎、震えているぞ…




炭治郎「…っありがとうA、おかげで見つけやすくなったｯ…」




大きな怒りに負けていつもの君じゃないね。




まぁ私も殺し屋の時の口調になってしまったがな。





『…炭治郎、禰豆子が怖がってる。』





炭治郎「ﾊｯ……すまない禰豆子、すまない。」




炭治郎…だがそれよりも前に



『…和己さん…』



貴方は危なそうだ。



炭治郎「和己さん、大丈夫ですか？」




和己「……婚約者を失って…大丈夫だと思うか」




炭治郎「……和己さん、失っても失っても、生きていくしかないです、どんなに打ちのめされようと。」



ガシ



和己「お前に何がわかるんだ！！お前みたいな子供に！！」



炭治郎「…」



炭治郎…笑いかけてあげるのか……



優しいな…本当に君は。

20話 里子さんの姿になって和己さんに抱きついたら炭治郎に怒られた…→←18話 鬼舞辻無惨の声真似しただけでビビるの超だせぇよ

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