15 ページ17
土方とAは、風呂を済ませたが、土方だけ先に寝室に向かう
Aは、グラスに冷水を入れ一気に飲み干す
「さっきの、どういう意味だろ……」
総悟と話してたからなんなの________?
「別になんでもいいじゃん…」
どこの夫婦もみんな、楽しく暮らしているように見せかけて、内側では問題だらけだとずっと思っていたA
Aは、土方との生活を、その中の1組だとずっと思い続けている
「……離婚、」
結婚して2年だけれど、それでも偽りの自分を演じてきた
今、離婚してしまえば今までの事全て、水の泡になる
それに、土方はそれなりにモテて顔は整っていて、稼ぎだってその辺の社会人に比べれば遥かに上回る
まさにAの理想にどストライクに当てはまっていた
でも、
「好きじゃないんだよなぁ〜……」
未だに土方からの愛を感じないでいるAだった
Aは、水を飲み干すと寝室に向かった
寝室にいけば、シングルベッドが2つ
奥のベッドには、既に眠っている土方
「……ぶっさいくな顔」
Aは、土方の寝顔を見て一言ボヤくと、自分のベッドに滑り込んだ
→
48人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:イユリ | 作成日時:2017年5月11日 1時