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49 銀時side ページ49

銀時side





___志村家


 が近所にあったため、俺はなんとなくここに連れてきた
 俺の医療機関みたいなもんだここは



 ナミ…

 白い布団に寝かされているナミ
 普段、白く艶やかな肌は青く、血が全体に行き届いていないのが分かる





妙「安静にしておかないと」


神楽「ナミー」


 
 神楽のやろう、ぐずっ、って鼻なんか啜りやがって
 ベソかいてやがる
 ナミの手、ぎゅって握ってさ


 俺だって、ナミの隣でおんなじように泣いていたいのに…














妙「____で?男共はナミちゃんに何しやがったんだ?」








 ヒッ、お妙サン
 そんな強面なお顔しなくとも…
 お、俺達は何もしてないですって、ねぇ?土方クン


 壁に背を預けて、カッコ良く見守ってんじゃねーぞ!




妙「特にお前だよ、お前」


銀時「お、俺!?」


 お妙のギランッギランの目に殺されそうになる




銀時「俺は別になんも…」









妙「ナミちゃん、かなり傷ついていたんですよ…?」








 お妙の眉が下がった

 んな、急に…
 悲しい顔、すんなって




銀時「それは…」







 すまねぇ…


 というより、





「いや、ナミだって悪いもん!!」


 __俺だけのせいじゃ____










妙「ア"ん!?」


銀時「すみません僕のせいです。ごめんなさい」


 怖いんだって!!




妙「まったく…どういう事情かは知りませんが、彼女…」


「あなたが思っているより、繊細な子なんですからね」




「もっと優しくしてあげてください」




 んなの…

 わかってらァ

 ナミ、お前が起きたらもっともっと優しくしてやる
 銀ちゃん大好き!ってハグしたくなるくらい優しくしてやっから



 だから…

 








 神様、ナミを俺の前から消えさせないでください___







『はあ…はあ…はあ…』








銀時「ナミ、大丈夫だ。俺が側にいる…」



『っ…あ…』


銀時「頑張れ…ナミ…









 ___帰ってこい…」










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紅音 - 初コメ失礼します。とても面白いです!更新頑張ってください!楽しみにしています。 (2022年8月6日 14時) (レス) @page10 id: 49df10a6d1 (このIDを非表示/違反報告)
歴史クイズ - 続き楽しみにしてます! (2022年8月1日 13時) (レス) @page10 id: ce3cc772d9 (このIDを非表示/違反報告)
緋村 - 面白かったです!!!!続き下さい (2022年7月8日 22時) (レス) @page6 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真灯 | 作成日時:2022年7月2日 20時

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