【銀魂】攘夷四天王と“影”のお姫様３

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『ここがその門ですね』



　誰も人がいませんし、人っこひとりいません

　よぉーし、ここからそおーっと…



　そーっと…





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土方「はい、逮捕ー」




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　うっわ

　なんで後ろに！？
　えっ！？さっきまで人の気配なんてしなかったのに！！




『土方さん！？』


土方「お前、逃げようとしただろ」



　ぐっ…
　手錠つけられた…

　おまけに引っ張られる…！



『やっ！違います！！』




土方「違うって、他の理由はなんだよ」


「それ相当の理由じゃねェと腹、切っからな」




　切腹！？
　だ、大丈夫…それ相当な理由のはず…




『髪止めです！髪止めが欲しいのです！！』




土方「………」





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「は？」




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　は？って、ひどくないですか！？
　女の子は髪が命なんですよ！？




土方「髪止めなんかそこら辺にある輪ゴムでいいだろうが」


『まあ…！これだから男性の方は！』



　聞きまして！？輪ゴムですってよ！
　あの縛ったら髪が数本抜けちゃう代物ですってよ！




土方「ﾑｶ…行かせらんねェな」



「つか、ひとりで行かす気も、ここから出す気もまったくねェからな!!!」




　なっ…！？






『本当に誰かに監視されてないと駄目なんですね！』


『じゃあ、分かったわ！＿＿＿＿』




　私は土方さんの腕を掴みました





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『あなたも一緒に来てください！＿＿＿＿2人でデートすれば、問題ないでしょう！？』





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土方「はァ！？」





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