【銀魂】奥様の素顔 ２

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桂「別居……？」









「はい」









桂「もうそれは別れなさいっ！！別れて俺のところに





「いきません」









銀「ひつこいぞズラァ」









何回目だ、と言うくらい桂とAのこの会話









Aも、正直うんざりしている









桂「こんな美しい奥様を手放すなど！奴はどうにかしている！！」









銀「手放したんじゃねえよ、自分から離れてんだよこいつァ」









桂「だが、情報が確か回っていたぞ…」









「情報？」









ピクッと反応するAは、桂の話に聞き入る









桂「真選組に入り込んでスパイらしいものをしているモノがいてな、そいつからチラッと聞いたんだが…」









「なんて聞いたの？」









桂「真選組の副長、嫁に逃げられた」









「……」









その言葉と言いかたに、隣で聞いていた銀時は「ぷっ」と声を出し笑止する









銀「おいA、このままじゃ旦那が最低な男扱いされんぞ〜」









「笑いながら言わないで」









桂「とにかく、早く戻った方がいいんじゃないか…？」









「見つかったら戻る」









銀「見つかったら離婚の間違いだろォ」









３人の会話は、Aの話で持ちきりになった









銀「で、ズラァ。お前何しに来た？」







一番気になっていた事を銀時が切り出す









桂「ズラじゃない桂だっ！！！」









「そのツッコミもういいですから」









桂「いやぁ…それがな…」








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