【銀魂】奥様の素顔 ２

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新「おはようございまーす」









朝、万事屋に新八が挨拶をしながら入ってくる声が聞こえた









神楽と銀時はまだ寝ているが、Aは朝早く起きてテレビを見ていた。そのテレビの音が、新八の耳に素早く入ったのか、銀時か神楽が早起きしたのだと勘違いする









新「銀さん起きるの早いです、ね…って、Aさん？！」









襖を開けながら言う新八にAと目が合った瞬間、当たり前だが、驚く新八









「おはよう新八、お邪魔してます」









新「え？！なんで寝巻き？！なんで銀さんがソファ？！」









Aの向かいのソファに、まだ夢の中の銀時を新八は指をさしながら言った









「あ〜、今日からここでお世話になるから。よろしくね」









新「Aさん…何かあったんですか……」









ニコニコしながら言うAに対し、新八は心配そうな顔をする









新「話しくらい聞きますよ…」









「ありがとう。でも大丈夫よ。」









そう言いながらAは携帯電話を開ける









「うわっ……」









新「どうしたんですか？」









「めっちゃ電話来てるんだけど……」









携帯電話の画面には、土方と沖田からの不在着信がかなりの量で着ていたのだ









新「え、土方さんに言ってないんですか？！」









「うん、言ってない」









新「連絡くらいした方が…」









「絶対、黙っててね。頼むよ新八」









新八は、間を空けてう〜んっとうなずく









その後Aは、携帯電話を開ける事は無かった









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