【高杉】混ぜるなキケン2【土方】

68. 夏のアイツ ページ19

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夏といえば
お祭りや海、プール

イベントが盛りだくさんだけど





なによりも日常に
ひっついて剥がれないアイツがいる。






『…かゆい』






寝相は悪い方で、

しかも夏ともなれば
服なんて着ない方が涼しいわけで




私が夜中気持ちよく寝ている隙に
蚊に刺されまくったようです






『うわー…でかい』






首、太もも、腕の内側



皮膚が薄い部分に
刺された跡が集中していた








沖田「Aさん…ソレ」



『んあ？…あ、おはよう総悟』



沖田「ちょっとすいやせん」



『？』





すると、
総悟は何のためらいもなく首に触れ


蚊に刺され
赤く腫れている部分を

指でなぞった。







『っ…！…ってなにすんの、…かゆいな』




沖田「あ、やっぱ虫刺されか」



『痒いんだからくすぐったいことしないで頼むから』



沖田「すいやせん、確認できたんでもうしません」



『確認…？』



沖田「こっちの話でさァ」






そう言って
総悟は食堂へ行ってしまった。


なにごと…？？






『っ…！』





またしても
誰かに赤い部分をなぞられる


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