65. いちご牛乳と麦茶 ページ16
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『…銀さん』
銀時「あ、やっぱバレた?」
『バレた?じゃないですよ』
銀時「知ってる後ろ姿だなーって思ったらやっぱりAだったわ」
私がつめた〜いコーヒーのボタンを
押すより先に
見えないくらいの速さで後ろから
指が伸びてきた
その指は迷いもなく
つめた〜いいちご牛乳を押した
『私もうお金ないんですけど…』
銀時「間違って買っちゃったそのいちご牛乳俺にくれてもいいんだぜ?」
『…自分でボタン押したくせに』
銀時「お前、目いいな」
『もういいです、いちご牛乳持って帰ります』
銀時「えっ俺にくれても…」
『あげないです』
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土方「…それでいちご牛乳なわけか」
『すいません』
土方「…まあいい、金なら返すからお前も好きなの買ってこいよ」
『いいですよ私は屯所に戻って麦茶飲むので』
土方「お茶好きは相変わらずか」
カシュっといい音をたてて缶のプルタブを開け
いちご牛乳を飲む土方さん
飲み物が喉を通るたびに
少し汗ばんだ首の喉仏が動く。
普段ならキチッと着られた
ワイシャツとスカーフ、ジャケットで
肌のほとんどが見えないけど
首元が開いた土方さんは
夏にしか見られないレアものだ。
そしてなんだか色っぽい
飲んでるのがいちご牛乳っていうのが
すこし可愛いけど。
土方「…あま」
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がねめ(めがね) - ゆうかさん» まだまだ未熟者ですが完結までお付き合いいただいて本当にありがとうございます(;;)私もコメントいただけて本当に嬉しくてずっとニヤけてます。これからもどうぞよろしくお願い致します!!本当に本当にありがとうございます! (2018年4月3日 23時) (レス) id: 77056c5502 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - まずは完結おめでとうございます!次のお話への繋がり方がとっても素敵です(T_T)続きだと思って読ませていただきます! (2018年4月3日 22時) (レス) id: baf03f21d4 (このIDを非表示/違反報告)
がねめ - ややさん» ありがとうございます(;_;)更新が滞ることが多々ありますががんばりたいと思います!これからもこの作品をどうぞよろしくお願い致します!! (2018年3月27日 21時) (レス) id: 77056c5502 (このIDを非表示/違反報告)
やや(プロフ) - とても面白かったです!!これからも頑張って下さいね! (2018年3月27日 20時) (レス) id: 551e634984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:がねめ(めがね) | 作成日時:2018年3月27日 19時