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突然聞こえた声の持ち主たちは





ばっと上から飛び降りてくる






A「なっ、、、なにやってんの、、、!?、」






銀時「あぁ?




こんな朝早くから家の前で



しみったれたこと言うやつがいて




うるさくて起きちまってな」





そう面倒くさそうに言う銀髪天然パーマ、銀時






神楽「本当はけっこう前から待機してたアル」




チャイナ服を見に纏い、不思議な話し方をする、神楽





新八「ちょっ、神楽ちゃん!!




今すごいかっこいいシーンなんだから




そう言う内部事情言わないで!!」





優しくて、ツッコミばっかりしてる、新八





みんな、何一つ変わっていなかった






A「み、みんな、、、、」







相も変わらずなその景色は






Aの胸を締め付けた




神楽「あいつのとこ行くアルか?





1人で行くつもりアルか?





水臭いネ、連れてってヨ」





新八「そうですよ、




僕ら、まだAさんを守れてないじゃないですか」







そう笑う2人にAは鼻がツンとする





A「もう、充分守ってもらったから…」




そう首をふるAに銀時が尋ねる




銀時「1人で行ったら、誰に背中預けんだ?」





A「背中…?




なに言ってんの、、こんな背中





誰にも預けられないよ、、





私は全部背負っていくの





みんな守りたくて行くの





なのに、みんなが来ちゃったら意味ないじゃん、」







銀時「ったく、、いいか、よく聞けよ






戦いの基本を教えてやらぁ、






1人で戦うなんざ無理だ





テメェもテメェの守りてえものも全部失う





戦いってのは預ける背中がいて初めて戦えるんだ






だからその背中預かってやる





お前の背中、俺たちが預かってやらぁ」





そうニヤリと笑う3人に





Aはぐっと何も言えなくなった






A「いや…、でも、、






やっぱり、一緒に行くわけには…行かないよ…、、」







Aのその曖昧な答えに銀時はため息をつく








銀時「ごちゃごちゃうるせえな




わかったよ…、、1人で行け、、




俺たち勝手についてくからよ」






A「え…、や!だから!!




それじゃ意味ないって、、」






1人でスタスタと歩き始める銀時の袖を





Aはギュッと掴んで言う






銀時「意味ならあるだろ、、」






振り返った銀時は





Aを見透かしたような目をしていた









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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月28日 4時

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