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才色兼微 ページ36

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お妙がぶっ殺してやると




言っていたゴリラストーカーを応援してしまってから




割と熱くアドバイスしてしまってから




数日…




幸い、まだお妙には会っていなかった





銀時「A、出かけねえの?」




仕事の無さに反比例してバイトをしていたAは




今日は久しぶりの休日だった




A「うん、今日は休み」





銀時「ふーん、、」




銀時はまたジャンプに目を戻す




(ピンポーン






突然なったチャイムに





玄関を見る






神楽「もしかして…お客さんアルか」





新八「ま、まさか、そんなわけ…



いや、でも、、」





銀時「おい!すぐ出ろ!




久しぶりの客だ!!」





銀時の声に





みんなの心がうきうきになって





新八は走って玄関に






Aは台所にお茶を入れに行く





銀時「どーもどーも…って、てめえかよ」




銀時のあがった声は




すぐに舌打ちに変わる





お客さん?の後ろで新八が落ち込んだ顔をする




「銀さん…!!




手伝って欲しいんだ」




神楽「なんだヨ、お前かヨ…」





神楽も露骨に嫌な顔をする





「そんな顔しないで手伝ってくれよ〜、




本当にピンチなんだって、、




金ならあるから、、!」





頼む!




台所でお茶を準備していたAの耳に





そんな声が届く





A「銀さん、この子は、、、?」





Aはお茶を出しながら





土下座をしている子を見つめる






銀時「こいつ?こいつは



晴太ってやつだ」





晴太「ぎ、銀さんの家に




こんな可愛いい人がっ、、いてっ、」






顔を上げた晴太に銀時からスリッパが飛ぶ






A「晴太くん、?




はじめまして、Aと言います」






土下座している晴太に合わせて





Aも座って頭を下げる






A「それで、なんで




晴太くんは頭を下げてるの…?」






Aのこの言葉を合図に




話が冒頭に戻る






晴太「宿題を手伝ってほしいんだよ!




明日までだったのにすっかり忘れてて




かあちゃんや月詠姉に怒られて…




助けてくれよ、銀さん…」






宿題をやらなかったのは晴太のせいだが





本当に困ってる晴太をみてAもつられる






銀時「なんでAがそんな顔すんだよ





わかった、わかったよ、手伝うって」





はあ、、、とため息をつく銀時





Aと晴太は顔を見合わせて




いえい、とハイタッチする






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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月20日 7時

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