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晴太の宿題を始めて数時間…
神楽「しっかりやるアル」
銀時「こんなの適当でいいんだよ」
新八「ちょ…っ、なに書いてんだあんたら！」
さっきからなにも進まない
おなじみのラピュタのくだり
そもそもの学力
飽き始める神楽
突っ込む要素が多くて忙しい新八
割り振った宿題はなに一つ片付かない
それに晴太はだんだんイライラしてくる
晴太「ちょっと、ちゃんとやってくれよ！みんな！」
銀時「そんなこと言われたってなぁ」
神楽「もう飽きたアル」
晴太「時間ばっかり経って
まだ何にも終わってないんだよ！！！」
万事屋に響く晴太の怒鳴り声
その隣でふう、とため息をついて
ノートを閉じるAがいた
新八「Aさん、、
もしかして、終わったんですか、、、？」
A「うん」
銀時「まじでか！？
おい、ちょっと見せてみろ！！！」
あっけらかんとしているAから
銀時はノートを奪いパラパラとめくる
神楽「全部、完璧に終わってるアル…」
覗いた新八、神楽、晴太
奪い取った銀時
全員が衝撃を受ける
A「もう、、大げさな、
こんだけ時間あったら終わるって…」
こんだけあっても終わらないみんなの前で
Aは意地悪か無神経か、容赦なく言う
晴太「まずい！明日提出なのに！！！
もうこのままじゃ間に合わない！」
時計を見た晴太が
焦ら始める
A「はぁ、もう、貸してください」
4人からノートを奪い取ったAは
みるみるうちに全部解いてしまった
その時間は1時間とかからなかった
銀時「なんだったのこれ、今までのなんだったの」
神楽「Aを立たせるための盛大な前振りアル」
その場にいた全員がAから目が離せなかった
A「急いでやったから
間違ってるところあるかも」
晴太「う、うん、、
Aさん、ありがとう」
やってもらった晴太までも少し引いていた
銀時「ったく、こいつなんなんだよ
弱点なしかよ、嫌なんだよねえ
才色兼備みたいなやつ
ちょっとできるからって
クラスの委員長やっちゃってさ、
みんな仲良し〜とか言っちゃってさ」
鼻をほじりながら銀時はAに文句を言う
、
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作者名：おぐら | 作成日時：2019年10月20日 7時
