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銀時「た、ただいまぁ、、、」
抜き足、差し足とはよく言ったもので
全くその通り、文字通りの慎重な足取りで
銀時ら3人は万事屋に戻る
A「あぁ、おかえりなさい」
(びくっ!
低音の冷たいAの声は
3人を震え上がらせた
神楽「A、わざとじゃないネ、
わざとじゃ、、、」
新八「そうです、、、僕たち、
急用があったような、、なかったような、、
お金もあったような、なかったような……、
ね、ねえ?銀さん?」
銀時「そ、そうだよ、Aちゃん
急に飛び出して悪かったよ」
お登勢さんが脅かすのもわかる
虫けら以下なのもわかる
Aは心からそう思った
こいつら、最低だ
イライラは、ピークに達して爆発する
A「気にしてませんよ。
大丈夫ですから」
Aは笑顔で答える
その笑顔が無駄に明るくて余計に怖い
銀時「あ、ほんと?よ、よかった〜、、
…、、、ところで、なに、なんで包丁持ってるの?」
A「え?
や、ほら、臓器売買って
臓器取り出すのもお金かかるから
私が3人のやってあげようかなって」
笑顔のまま、Aは容赦なく言う
新八「ま、待ってください?
Aさん、落ち着いて、、」
神楽「そうネ、、、A、
いったんそれ置くアル」
A「大丈夫だよ、すぐ終わるから
みーんな、みんな、すぐ終わるよ」
『ぎゃぁああぁぁぁぁぁ!』
その部屋から叫び声が上がったのは
そのすぐ後のこと
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月20日 7時