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次に目が覚めたのは
雀の泣き声が聞こえた頃
眩しさを感じて
あぁ、朝なんだなと思う
いつも通り
隣の布団に寝てる人を見て安心する
…、、、否、顔が赤くなる
うわぁ、恥ずかしい、私、恥ずかしいよ
泣いちゃったよ、とんでもなく泣いちゃったよ
それに、銀さんの胸の中で泣いちゃったよ
あげくそのまま寝ちゃったよ!
昨日のことを思い出して布団に潜る
新「おはようございます」
神「A?!大丈夫アルか!?!」
扉を開ける音と、みんなの声が聞こえる
神「A?なんか顔が赤いネ
熱は、もう下がってるみたいだけど
なんか赤いヨ
…、、!もしかして」
『神楽ちゃん?』
神「おんどりゃぁぁぁああ
お前か!!!お前がやったアルか!!!
Aを返せ!!
純情なAを返せ!!」
人の話を全く聞かない神楽ちゃんは
そのまま寝てる銀さんに飛びつく
銀「ああ?なんだよ、朝っぱらからうるせーな」
神「てめえダロ!
Aの純情奪ったのはてめえダロ!!」
銀「あ? あぁ、まあな」
これ見よがしにニヤリと笑う
神「っ!?!、、
A…、、、それでよかったアルか」
『ねえ、落ち着いて?
なにも奪われてないから
私、なにも奪われてないから
どこで覚えてくるのその言葉
この子の将来が心配なんだけど
それに、銀さん、適当なこと言わないで』
神「これは、昨日の夜、姐御の部屋で見た
純愛ラブドラマから抜粋したアル」
『しなくていいから、抜粋』
いつもの騒がしい日常に戻って
正直ほっとしてる
今、2人だけとかだったら耐えられない…
考えてまた顔から火が出る
(
神「どう思いますぅ?奥さん、
あれでなにもないとか信じられないますぅ?」
新「あれ、僕 奥さん?
、、、まぁいいや
なにもないわけがないに、…」
神・新「ファイナルアンサー」
)
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月11日 3時