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マダオ、、長谷川さんから逃げて






しばらくしてから





目の前にいたのは




笑顔のお妙ちゃんと、、、、さっちゃん




『あっ!』





声を出してから気付く、




これは、声かけちゃいけなかったやつだと





妙「あらあ?


Aさんじゃないですか、どうしたんですか?」





怖い笑顔のお妙ちゃんに笑顔のまま聞かれる






その横にはいらいらしてるさっちゃん、、



け、喧嘩中だったあ!!




『あ、うん、、、




お妙ちゃんに借りてた着物返そうかなって』





妙「あら、わざわざ、、



もういいのかしら、、、もしかして、」



『うん、帰れることになったの』



妙「よかったわね!!


…でも、寂しくなるわねえ、、、」



さ「ねえ、さっきからなにも見えないんだけど



あなた、どこに帰るの」




『あれ、さっちゃん知らなかったっけ』




さ「え?」




『説明面倒くさいから


この話の最初らへん見て』




さ「え。」





『お世話になったみんなに挨拶してて


あとで行こうと思ってたから会えてよかった』




妙「そんな、わざわざありがとう



また、、、会えるのかしら」





寂しく笑うお妙さんに言葉が詰まる





『う、うーん、どうだろう、、、』





思わず濁してしまう




さ「また会えるに決まってんじゃないの」





『「え?」』




さ「事情は知らないけど



会えるに決まってんじゃない




だって、私たちまだ決意がついてな、、妙「ついてるわよ、


そんなの、100対0でAさんの圧勝よ」





『いや、なんの勝負、、、』





さ「とぼけんじゃないわよ!!!



私はね、絶対に認めないんだから!!



銀さんは私のものなんだからああああ!」





そういうと風の如く姿を消してしまった





妙「なんだったのかしら、



でも、、、そうね、また会えるわよね、



だから、これはやっぱりもらえないわ



また会えたときに着てほしいの」





『お妙ちゃん…』





妙「はい!じゃあ、これは返すわね



そろそろ仕事だから…、またね、」





またね、




その言葉にまた鼻がツンとする




あぁ、だめだなあ




『うん!またね!』



 


グッと堪えて手を振る





涙がこぼれないように上を向いて






私はまた歩き出す

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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月11日 3時

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