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救世主…、、っ!






ここを歩いている人たちで1番まともそうな人たち



 



黒いスーツ?制服に


腰にはなんか刀みたいなのつけてるけど






制服なんて言ったら組織



組織はまとも



だから大丈夫





楽観的なその考えはすぐに打ち砕かれる




『あ、あの、、助け「テメェ、こんなとこで何したんだ?」



『へ、、、?』



あたりを見回してはっとする






超ド下のお店がずらり






気づくと人間、はずかしくなるもので




『や、あの、別に来たくて来たわけじゃ、、、


というか、その、帰りたくて、、』





顔が熱くなるのを感じながら



ドモる私は完全に不審者だろう




「はぁ、、ったく、


未成年がこんなとこに来るなんて、、早ぇんだよ、



とりあえず、一緒に来てもらおうか」




『いや、だから、、そういうことじゃなくて、、

っていうか、、そもそも未成年じゃない、です、』




「テメェ、嘘つくのも大概にしろよ


じゃ、証拠見せろ、証拠


あんだろ、身分証」




その数秒前まで1番まともそうだと思っていた



その人たちは




完全に私の敵となり



今はさっきのヤンキーのお兄さんよりも




怖く感じる




だからって怖気付いていられない、



私だって早く帰りたい、こんなとこに用はない









身分証、身分証っと、、




カバンがあるところをゴソゴソっとして



手が空気を切るだけだと気付いた私は





あぁ、今日はカバン持ってきてないか、




と、



ポケットに手を入れる




手に当たるのは石…、、






『っだから、ないんだって!!!!!』





1人でノリツッコミを完成させる




「なにしてんだよ、、、ったく、

大人しくついてこい、親御さんとも

話をしようじゃねェか」





さっきからイライラしてるその人は


私の腕を掴む




『ちょ、本当に、あの、話聞いてくれません?


というか、私の親御さんどこですか?



ここ、どこですか?私は迷子です!』



必死で抵抗し、叫ぶ




「あぁ?迷子だあ??

テメェ、いい加減にしろよ、?」




瞳孔が開ききったその顔でにらまれる



『本当なんです、、




本当にどこですか、ここ、




私は東京に帰りたいんです、





八王子がマイホームなんです、、』




なんだか泣きそうになりながら訴える





「八王子?東京?

聞いたことねェな、、、どこだそれ」








その人はさっきの人と同じことを呟く









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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , トリップ   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月8日 16時

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