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銀さんside
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我が家のすき焼きなんて
神「てめぇ、新八!
なに食べてるアルか!それアタイの肉ネ!!!」
新「な!?!
アンタもう散々食べてるだろうが!!!!」
『そうだぞ!神楽
ここは、家の主である俺が食べよう!!!』
神「もじゃ毛にあげる肉なんかないアル!!!
銀ちゃんはジャンプだけ与えればいいアル!」
『銀さんにはジャンプとお肉が必要です!』
新「あ!てめえそれ!僕の肉!!!!」
所詮こんなもん
久々の高い肉にみんな箸が止まらない
『あ、、、A、お前も遠慮していると
せっかくお前の死守した肉なくなっちまうぞ』
ふと、さっきから激戦に笑いっぱなしで
箸が止まってるAに目がいく
A「いや、もう笑いすぎてお腹いっぱいだよ
涙すら出てきた、、
みんなで食べて」
そう言って涙をふく
『、、、ほらよ、食え』
A「え、銀さん、?」
『お前が頑張って働いて買った肉なんだ
まぁ、いいから食え
銀さんが肉やるってんだ
どこの高級肉屋より高くつくぞ』
A「ふっ、、たしかに、
どこよりも高いお肉、いただきます、」
笑った顔に思わず頬が緩む
.
.
A「うわああ!久しぶりの我が家だ!
我が家じゃないけど、我が家だああ、
ふかふか布団だあ」
すき焼きが終わった後の夜
布団にダイブしたAは叫ぶ
『もう、我が家みてえなもんだろ
どうだ、実家のお布団は』
A「なんだか、安心しますーー
秒で寝れそう、、」
『電気消すぞ』
安心するのは、一緒らしい
久しぶりに背中が暖かい気がする
少し前まではないのが当たり前だったのにな、
A「ねえ、銀さん?」
『んあ?』
A「この1週間、万事屋はどうだった?」
『どうだったって、、、
なにもねえよ、仕事もねえし、なにも変わらねえ』
A「ふふっ、、相変わらずだ
…、安心する、、」
『…、、テメェは?どうなんだよ』
A「どうって、、、
楽しかったよ、みんな優しくて楽しくて変わってて」
『変わってるったあ、
あいつらにぴったりな褒め言葉だな
…、、あいつは?マヨラー野郎』
思ってもないことをつい口走る
A「土方さん、?
なんだか、すごい不思議な人、
でも、優しい人だと思う」
なんていうその目は優しい目をしていた
悔しくなる
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月8日 16時