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何回目のやっちまっただろう、、、



完全に迷子だ






わかんない、ここがどこなのか






そんなに歩いてないはずなのに


新八くんにも言われたのに、、







なんなんだよ、、


同じような建物、道、



むかつく、、




いや、悪いのは私です、すみません





というか、どうすんだ



お登勢さんのお店手伝うとか言って





行かないとかはまずいだろう




バカだろう、そんなバカなことできないだろう





かと言って、動けない





思わず道端でうずくまる






「あのー、どうしましたか?


もしかして、気分悪いんですか?」





男の人の声がして



顔を上げる







一瞬、銀さんかな、なんて思ってしまった




違う顔で寂しくなってしまった




「あの、大丈夫ですか、、?」





『あ、大丈夫、、、ばないです、、』




その人は人間じゃなくて




あまんとって銀さんたちが言ってた




神楽ちゃんと同じ宇宙人だった




「それは、いけませんね


立てますか?」




怖い面とは、裏腹に言葉がすごく優しい




ただ、顔がめちゃくちゃ怖い、、





『あの、万事屋って知ってますか?


私、そこに行きたいんですけど、、、』





「万事屋?あぁ、坂田さんの家ですか!


私、そこの近くに住んでるんです


一緒にいきましょう」





『本当ですか!?、
 



うわぁ、よかった!よかった!!!




ありがとうございます!!』



にっこりと笑ったその顔は怖い…けど



あぁ、優しいな



と感じ取れる







歩いている途中、いろんな話をした




この方、屁怒絽さんは神楽ちゃんとは違って

荼吉尼という種族らしい




今は江戸でお花屋さんもしてるそうだ






屁「あの、、橘さん




私のこと怖くないんですか?」






『いや、優しすぎて




怖さとかどっかいきました』





屁「そ、そうですか、、よかった」




よかったというその顔は



本当にほっとしてて



あぁ、きっと嫌な思いたくさんしたんだろうな




なんて、そう思ったら私まで辛くなった




『江戸は、楽しいですか、?』




屁「楽しいですよ、、


みんな怖がってお花を買ってくれないけど


坂田さんを始め江戸にはいい人がたくさんいます」



笑った顔を見て安心する




『よかった、


私も今日、たくさんいい人に出会いました…



今度、お花買いに行きます!



今日は本当にありがとうございました!』





お礼を言って


私は屁怒絽さんと別れた

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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , トリップ   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月8日 16時

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