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『へ、、、、、?、、うわ!』
目の前に降りたその女性は
長い髪を揺らして私の前に立った
「あなた、銀さんのとこに住んでるって言うじゃない
なんなの、同棲してるつもり?
彼女づらなんて、いい度胸じゃないの」
『あの、さっきから話の内容が
まっっったくわかんないんですけど』
「とぼけんじゃないわよ、
私はね、私は銀さんの恋人なのよ
かれこれ何十年も前から互いに誓い合った
そういう仲なのよ!!
銀さんのあんなとこやこんなとこ
銀さんの銀さんまで隅々把握済みだぞバカヤロー」
『や、ほんとに意味わからない、
誰か助けて』
「ちょっと、ちゃんと聞いてr..「その辺にしなさい」
私たちの後ろから聞こえたのは
凛々しい声
「お妙、、、」
『お妙さん、、?』
「はじめまして、、あれ
その服、、もしかしてあなたがAさん、、?」
『もしかして、新八くんのお姉さん??』
「そうよ、志村妙です
よろしくね、Aさん」
『あの、この服も寝巻きもありがとうございます』
妙「いいのよ、そんなの、気になさらないで」
「ちょっと、なに勝手に話進めてんの
まだ私との決着ついてないわよ
お妙、邪魔しないでくれる!?」
妙「なあに?さっちゃんさん、
私がなんだって、、?」
ニヤリと笑ったお妙さんは、聞かなくてもわかる
敵に回したら怖いやつ
『あの、お妙さん、この方は…?』
妙「さんなんていらないわ、
お妙ちゃんって呼んで(ウインク
ちなみにこの人は雌豚…「さっちゃん!」
さ「さっちゃんと呼びなさい、チェリーガール」
『チェリー、、
私はアップル派だけどなあ
よろしくね、さっちゃんさん』
さ「あ、あなた、、、
やってけないわよ、、ここで、」
また哀れみの目でみられた
な、なんなの、、、
妙「大丈夫よ、
この世にだってチェリー知らない人はいるわ
新ちゃんもチェリーのチェの字もないわ」
急に出てきた新八くん、、
なんだかいいことを言われてる気がしなくて
かわいそう、、笑
『ところでお妙さ、、お妙ちゃん
さっきから後ろにつけてるゴリラはだれ?』
まずかった
なんとなくわかる。
すうっと変わる顔色
強くなる握り拳
次の瞬間には
妙「ついてくんじゃねええええ!
このクソゴリラがぁぁぁぁああ!」
ゴリラが宙に舞った
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月8日 16時