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璃月港は凄く賑わっていた。
そんな中、確かに怪しい人物が。



「グシオン。」

「グレモリー?!」



私が声をかけたことによって、凄く驚いたグシオン。
明らかに挙動不審である。

私はストレートに何をしているのか聞いていた。



「その、甘雨ちゃんを見つけて…頑張ってるなぁ〜って……。」

「なんだ?グシオンって甘雨の事が好きなのか?」

「ちが「そうだよ。」グレモリー!」



隠さなくてもいいであろう。
グレモリーという声が聞こえてしまったのか、甘雨ちゃんが振り返る。

少しだけ厄介だ。
そう、我々二人はすでにいなくなったと思われている身。



「一旦逃げるよ。」

「え、なn…って!引っ張らないでよ!」

「お、おい!待ってくれ〜!」



甘雨ちゃんに我々の存在がバレるのは、あまり良くない。
グシオン。それに今の君はおそらく、甘雨ちゃんから嫌われているぞ。



「もしかして、甘雨には二人はいないものだと思われてるんじゃないか?」

「お、パイモンちゃん賢いね。」

「えへっ。」



甘雨ちゃんから離れて、普通に璃月港を歩いていた。



「多分、鍾離先生が岩王帝君ってことも知らないと思う。」

「あー…そうなんだ。説明してあげればいいのに……。」



一応契約をお互いにしてるのだから、それはそれで可哀想である。
きっと彼女のことだから、少しばかり…どうすればいいのか悩んでいるのではないだろうか。

まぁ、でも。鍾離にも鍾離なりの考えがあるんだろうけど。



「というか、グレ…いやいや柊朔。お前、帝く…んじゃなくて、鍾離とデート何じゃないのか?」

「なんで知ってるの?」

「いゃ、こういう祭典だったらアイツなら誘うだろうなぁ〜と思ったんだが。一緒じゃないからさ。」

「仕事があるみたいで、夕方ぐらいには来れるみたいだよ。」

「なんか、本当に神をやめて人間ぽくなったんだな。」



自分の死を偽装して、人として生きることを選択した彼。
私は、仙人として生きるべきか。それとも…人になるべきか。

私の命は長い。

ゆっくり考えていけばいいかな。

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作者名:ふく | 作成日時:2022年8月10日 23時

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