【原神】 あなたでなければ【反応集】

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ティナリ

「っあ、や、違くて…っ、ごめ、ん、」

聴こえていない事なんて分かってる
だけど、心を蝕む罪悪感は最大なる天敵で。
状況を打破する術もない、ただただ心が苦しく濁っていく

「………、おやすみ、A、」

貴方の手を引きベッドへと寝かす
これが、今出来る全てだろう。
寝ている間も何かと心配な様で、ちらちらと様子を伺う


セノ

「頼む、聞いてくれ、！閉ざすなっ、…くそ…っ、！」

貴方の表情が抜け落ちる前に語りかける。
だが、反応が無い事から、取り返しのつかない事をした、と言う事実だけが脳裏に浮かぶ。
間に合わなかった言葉は風に揺られ消えゆく。

「お前の目には、今、何がある」

じっくりと、返事をしない貴方を見つめて。
ぎり、と奥歯を食いしばり、眉を潜めた。


アルハイゼン

「っまて、まだ…！チッ、くそ…っ」

アルハイゼン意外と口悪いよね好き。
口論となればアルハイゼンが必然と勝つ訳であるが、
語意を間違えた。まだ話は終わっていない、そんな言葉はもう耳には届かない

「っだから何が君の心を咎めているのか話せと、……、俺は…」

何も、分からない。
震える声でそう呟く。だが彼は貴方の肩をしっかりと掴んでいて。


雷電影

「違います！今のは言葉の綾で…っ！」

表情の消えた貴方を見つめて、総毛立つ影。
しまった、永遠が、…Aとの、永遠
貴方の黒く澱んだ瞳に慄き、涙を堪える

「鬱するべきは、貴方であるのに…」

どうして私がこうまで落ち込む？
どうして貴方は何も言わない？憂悶に呑まれ。くらり、と目眩がする。


トーマ

「っあ、オレ、っちがう、！そんな言葉が言いたかったんじゃ、なくて」

じゃあ何が言いたかった？
じゃあ何故言ってしまった？
………何を、してしまった？

「わかんな、わかんない…、どうしよう、A、っA…！」

いつも支えてくれる声が、表情が無くて
考えれば考えるほどトーマは疑懼に駆られる


ディルック

「あぁ、ちがう、そうじゃなくて、…、！僕は、何を…」

過去のことには触れず、貴方から話すのを待っていた
だがもう今となればその判断の誤りに気付いてしまって。
憂鬱。息をする気すらも削がれる。

「たのむ、戻ってくれ、僕はっ…！」

君に、話さなければならない
君に、言われなければいけない

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