検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:15,596 hit

27.若い二人の考察と企み ページ27

新八side



知らない間に仲良く?なったらしい二人の会話を聞いていた



銀「そんなに俺を虐めるのは楽しいか!?」

『虐めるだなんてそんな……酷い……』

銀「っ……も、もう騙されねェぞ……どうせ楽しんでんだろ!」

『虐めてはいませんが、とても楽しいです』

銀「ホラやっぱりィィ!」




うん。
なんか、Aさんって………



新「強いな……」

神「つよい?」


キョトンとした顔の神楽ちゃん
あんまり分かってなさそうだ



新「いつも余裕で、大人っぽくて、精神的に強そうだなーと思って」
神「フム……確かにそうアルな。銀ちゃんがあそこまで焦ってるの珍しいヨ」
新「多少弄られることはあっても、あんな反応はしないもんね」



話せば話すほど
いつもと違う銀さんの様子や、楽しそうなAさんの顔が思い浮かぶ
見た目だけじゃ分からないけど、案外相性がいいのかな?

それにしても、銀さんがあんなに翻弄されるなんて……
綺麗な人だからってこともあるだろうけど、
それにしたっていつもと様子が違う。どうしてだろう







神「もしかして……銀ちゃん、Aのこと………」
新「ハッ!」


何気ない神楽ちゃんの一言
それによって、僕たちの心境は大きく動き出した__



新「うっウソ!?銀さんがまさか!?」
神「声デカいアルメガネ!!」
新「あっごめ……って流れるようなメガネ呼びやめて!?」


いつものような会話をしているが、
正直まったく落ち着かない



神「そうかなとは思ってたヨ……Aも銀ちゃんと話してるときは楽しそうだシ……」
新「Aさんも……!?両思いなのかな……」
神「かもしれない……けどまだ分からないネ。こうなったら……」


何か意思を固めたように、神楽ちゃんは真っ直ぐな目で二人を見た
戦いの場でしか見たことがないような真剣な目……
神楽ちゃん……一体、何を……!?


神「私たちが、恋のキューピッドになるアル……!必ずハートをぶん取ってやるネ!」

新「か、神楽ちゃん……まだお互い気があると決まった訳じゃ……
 あとぶん取ったらダメだからね?」

神「え〜……じゃあ、新八は銀ちゃんに直接聞いてくるアル。私はAに聞いてくるネ」

新「え?!」


なんだか、とんでもない大役を任されてしまった気がする……
でも、僕もちょっと気になるし……

新「……うん!分かった!」

28.最初にお出まし→←26.デリケートな侍さん



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
102人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 銀時
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:よらく | 作成日時:2021年9月7日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。