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21.お着替え ページ21

銀時side



ったく……なんで俺たちがわざわざ着いてかなきゃならねェんだ
酒が飲めるならまだしも、開店前のキャバクラなんてなんも楽しくねェだろ……

つーかよくよく考えれば神楽が


神「離れたくないネ!」

とか言ったせいじゃねーか! ほとんどこっちが原因じゃねーか!
身内がそう言った手前帰れねェし……仕方ねェ、しばらく居座るか



妙「店内はこんな風になっていて……
 仕事内容はベテランのボーイさんが説明してくれると思うわ」


『ありがとうございます。素敵なお店ですねぇ』


……ずっと思ってたけど
コイツは褒めるとか、肯定以外の返事を知らねェのか?
嫌味の一つや二つくらい言ってもバチは当たんねぇだろ



妙「これがここの制服です、一度着てみましょうか!」

『ええ、更衣室はあちらですよね?』


お妙がいつも通りニコニコしながら
制服を手渡す

それを受け取ったAは、部屋の確認をしながら
更衣室へ向かう


何の変哲もない一連の流れ


そこで、なんだか変な違和感を感じた
だがそれが何か分からない
一体なんだ?





新「あれ?今の制服って、男性物じゃ……」


あ、それだ。

間違えたのか何なのか、お妙が渡した服は完全に男物だった
いや……そもそもここに、女のスタッフ居たっけ?


妙「ええ、そうよ?」


いや何当たり前みたいな顔してんの?

新「そうよって……女性用の制服はないんですか?」
妙「うーん……用意は出来るんだけど面倒だし、Aさんにはあっちの方が似合うと思って」


おいコイツ面倒って言ったぞ
しかも自分の妄想を押し付けにいったぞ
完全に自分の好みじゃねェか!!

つーか男用の服が似合う女なんてそうそう居ないだろ
アイツは別に余裕があるってだけで、男らしくはないし……
違和感増し増しで、気まずくなるだけだって!
今のうちにやめさせた方がいいって!!




『あの〜、着替えられましたが……』

銀「げっ……」



止める間もなく着替えちまった……
あーあもう銀さん知らないよ?
この空間が氷河期になっても知らないからね??
えっどうしよ、目ェ逸らしておこっかな〜






『どうでしょう?』


出て来たAは__









いつもは下ろしている髪を短く結んで




男物のベストを当然のように着こなす








__ただのイケメンだった



銀「いやなんでェェェェ!?」

22.こえー女→←20.尺が足りない



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作者名:よらく | 作成日時:2021年9月7日 20時

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