一 w ツ r 眼 w リ r ッ d パ ! ー

�鵯.　第三世界線 ページ9

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配役は勘。

初めの雑談がだんだん長くなってる気がする。









side A



11月中旬。


もう秋も終わりに差し掛かった頃の

いつもの、帰り道。



『シッマってさ…』


kn「ん？」


『寒いとか感じない訳？』



いっつも半袖半ズボンで……


いや、でもこういう奴学校でたまにおるよな。

そしてそいつらは皆揃ってこう言う…



kn「全然？」



こういうのは強がりで言っている事が大半だが、震える事も無く肩に力が入る事もないシッマは本当に寒くないんだろう。やべぇな。



『あ、こいつ神経バグってるわ。

よーし、鬼(コネシマ)退治しようぜ。』


sya「はいはーい！賛成賛成！www」



桃太郎は犬と仲間になりましたとさ。



kn「待てお前ら！早まるな！！｣


『ｼﾞｻﾂを止めにきた警察官の台詞やそれ。』


sya「それにしか聞こえんくなったやんけ。｣



今となっては、こんなじゃれあいが出来た日々が一番幸せだったなって。





───





二人と別れて、路地裏に私は入っていった。

いつもひとけが無くて、なんとなく落ち着く。


……ま…今はもう、二度と行きたくないけど。


それで、その路地裏で珍しく人影を見つけた。

この時点ですぐ逃げるべきだったんだろうな。


そしてその人影は、急に振り返って



?「………(ﾆﾔｯ」


ｻﾞｸｯ



私を、刺した。


薄れゆく意識の中で、唯一見えたのが





一ツ眼の仮面。





───





『うぅ…ん……？』



私が目を覚ました場所は、病院。



『…そーだ、私路地裏で……』


ｼｬｯ


sya「あ、起きたん？」


kn「おはよーさん。」


『え、何？二人共心配してくれてたん？w』



この時は煽りのつもりだったんだけどなぁ……



kn&sya「「当たり前やろ。」｣


『お、おぅ…サンキュ……』


sya「だってさ、Aとおんなじじように切り裂かれて｣


kn「死んでもうた奴が、もう二人もおるんやで｣


『…っえ…』



じゃあ私ワンチャン死んでたじゃん。怖っ…



?「犯人は誰？」



えっと……


あれ？



『思い出せない』



あの、仮面以外。









ut『姉ちゃん！(ﾆｯ』



あ、あれ？何で？



ut『なぁ、今日さ────』



やめてよ。



ut『ふふ、僕に任してみ？』



何で鬱の顔がちらつくの。

あの子がやったとか、考えたくないよ。

考えさせないでよ。


いくら可笑しくなっても、可愛い弟の筈じゃん｡



ut『僕だけの姉ちゃん♪』

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