スリルが3つ ページ4
ー廃倉庫ー
「…此方集合完了しました」
インカムを越して幹部殿に伝える。
だが然し、俺は今仕事向きじゃねぇ
構成員の何人かが、俺の顔をチラチラと見てくる。
マジで止めてくれ。
[突撃しろ]
俺は手を前へ突き出した。
倉庫内へ部下達が入って行く。
俺も後に続いて入った。
が、それは左程時間が経っていないにも関わらず、殆どが血の海だ。
無論、俺にも銃弾は迫ってくる。
頬を掠めるか…といった所で避ける。
俺は変わってんのか分かんねぇが、こいったスリルが大好物だ。
[此方も突撃する]
「了解…でさ、俺の顔を絶対見るなよ」
[はぁ?ンでだよ]
答える前にインカムを踏み潰した。
彼奴の声を耳許で聞くとか吐き気がするわ。
ドドドドドドッ
うっわ、こりゃ亦、派手な登場だな。
然も、1番目立ってるのがチビときた。
ちょっと邪魔するか。
俺は身近にあったパイプを手に取り、刀へと変えた。
狙うは…よし、中也にしよう
「おらよっ!」
見事、投げた刀は中也の肌を掠めた。
中原「おいゴラっ!手前ぇ!」
全員触ったのか知らないが、中也の近くの奴等が潰された。
あ、やべ
此方に向かってきやがった。
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作者名:鳳藍 | 作成日時:2017年8月17日 16時