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朝練、少し早めに行けば何人か来ていて冷たい視線で見られた。
けど、何人かは話しかけてくれた。
昨日、おいて帰った財布は薄くなって乱雑に置かれていた。
着替えを済まして、体育館に向かうと僕が一番乗りだったみたい。
ポールを通してネットを掛けて張る。
ネットの下を触って緩くないか確かめる。
うん、いい感じ。
あとは…マーカー…
よし、ネットはこれで終わり
後はモップとー…ドリンク作りか。
モップは来た人に頼んで、ドリンク作ろっと。
昨日帰りに買ったスポドリの粉と水を入れて振るの繰り返し。
夏はやっぱり水分補給が大切だし、朝練でも必要。
今更ながら思うけど、まじでやってることがマネージャだよねぇ…
夜久「お、来てたんだな」
「あ、昨日はご迷惑をお掛けしました」
夜久「気にすんなー。ま、俺も色々聞くからさー」
「…あざっす(笑)」
出来たドリンクボトルを持って体育館に入ると、殆どが揃ってた。
芝山「あの熊鷹君…僕が昨日…」
「いや、あれは優生君のせいじゃないよ。ありがとうね」
芝山「でも、なんで昨日言わなかったの」
「…あの人、友達いなさそうなんだよね。美人だけど、性格に難があるみたいだし。だから、あと一年足らずで卒業だから何もなく卒業させてあげたい」
芝山「熊鷹君は、それでいいの…?」
「うん。けど…許す事は出来ないよね」
.
男1「あの、熊鷹…」
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鳳藍(プロフ) - 紅嵐さん» ありがとうございます!心の糧になります! (2020年5月23日 14時) (レス) id: ebd45b09c7 (このIDを非表示/違反報告)
紅嵐(プロフ) - めっちゃ好きです (2020年5月23日 14時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鳳藍 | 作成日時:2020年5月2日 13時