_ 筒香御法〜 ページ1
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【名前】
【性別】男
【年齢】15
【通っている中学校】有栖川中学校
【容姿】髪色は、極めて文学的及び詩的で尚且つ浪漫的に言い表せば、さしずめ若草の白雲割りといったところ。或いは、よくある薄緑色。その程度しか例えるものが思い当たらないのは、こちらの語彙不足というよりも、あちらの特徴不足が原因であろうと思う。前髪を向かって右に軽く寄せた、ふんわりキュートで跳ねっ毛の自然体な髪型も加味してみても、やはり彼の髪は美しいなどと形容する程の価値もなく、穢らわしいなどと揶揄する程の感想も湧かない。ただ、普通。様々な髪色の蔓延るこの世界線に産まれたが運の尽き、彼は何の変哲もない普通の髪色をしている。と、いうことになっている。
瞳は紅蓮の双眸、だとかと格好良い謳い文句も考えつくので、まだ髪よりかは良い方と云える。そうして折角特徴のある赤く丸っこくできた黒目だが、普段彼が瞼をほんの数ミリ程度しか開かないもので、基本的に他者の目に触れることが少ない。いわゆる糸目……の、一歩手前程。睫毛がかさばるのもあって、最早ほぼ糸目で片付くレベルではあるが。
顔立ちはまあ、端麗といえば端麗で可愛い系の部類とも云えるが、さてその評価をする際に、隣に立つのは誰だろうか。顔が売りのアイドルか、あか抜けない他人か。それによって左右される程度のものであるというのは認知頂きたい。
服装はやけに余裕のある制服を平常通り着用。身体のところどころに巻いた包帯やら絆創膏やらがちらと見えているが、態々他人様に訳まで気にして頂くほどのものではないので詳細は割愛する。
165cm,55kg.
ご参考までに
【性格】他者の自身を嫌う顔色、それを何よりも欲すナルシシズムの滲んだ貴人。若しくは、貴人と自称した凡人。切り取る箇所さえ間違えなくば、ほぼほぼ普遍的……平凡な性格であるといえる。
話は前後するが。
とある人間が、もし誰かに恋をしたとして。人間がその誰かに抱く感情というのは、ある程度種類が定まっているものと思う。
一目見るだけで溢れる愛おしさ、二言交わすだけで胸の高鳴る高揚感、またどこぞの馬骨がかの憧れの誰かへ、悪びれもせずすり寄っていった際のやり場のない嫉妬。
ぱっと思いつけばこの辺り、そして強いて加えるならば“あの人を理解するのは自分だけでいい”、この類の独占欲等だろう。
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褪紅(プロフ) - 確認しました!特に不備等見当たりませんでしたので、受け取らせていただきます。なるほど、これぞ新しいナルシズムですね……(?)ヘルプの際は何卒よろしくお願いします……関係組み・派生作品作成等お進みください! (2022年8月13日 20時) (レス) @page6 id: dacdd01a78 (このIDを非表示/違反報告)
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