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「太宰治」押し倒してDキスしないと出れない部屋 ページ2

「起きて下さい〜太宰さ〜ん」


 「ん〜…もう少し寝かせて」


 「そんなこと言わないで、起きて下さい〜此処が何処だかわかりますか?」


 「じゃあ君は此処が何処か分かるのかい?」

 そういって太宰さんが起き上がる


 「…わ、わからないですけどぉ!」


 「じゃあ同じじゃないか」


 「〜!!でも、来た事はあるんですよ!?」


 「へ〜」


 「本当です!太宰さん、此処は地獄ですよ!」


 「前、敦くんと来たんです!というか目覚めたら此処に居た感じです!」


 「で、何が地獄なんだい?」


 「…あの紙見れば分かりますよ」


 「紙?」

 太宰さんが紙を手に取り内容を見る


 「どうですか?分かりましたか?」

 私が少し不貞腐れ気味に言う

 
 「な〜んだ、天国じゃないか」


 「へ?」

 これには驚く。


 「だって〜美女とこんなこと出来るんだよ〜♪」


 そう言って太宰さんは"押し倒してDキスしないと出れない"と書かれた紙を私に見せつける。


 「〜!!!太宰さん!私の気持ち考えて下さいよ!」


 「あれれ?もしかしてぇ、私とするの、嫌だったかな?そしたら敦くんの時も嫌ってことになるねぇ」


 「…別に…嫌じゃないですけど」ボソッ


 「じゃあ、やろう〜」


 「もう…都合が良いんですか…ら…ドサッ


 「じゃ、いくよ?Aちゃん」ニコ


 「!!」//////


「だ、太宰さ…ん…」


 口が太宰さんの唇で塞がれる。


 次に、生温かいものが入ってくる。


 舌だ。一瞬でそう確信した。


 「ん…らざぁ…い…しゃぁん…」


 力が抜けてなんとも情けない声が出る。


 ガチャ


 「はい、終わった」ニコニコ


 太宰さんは私の口から自分の口を離すと、

 何も無かったようにいつもと同じように微笑む。


 「…馬鹿」////


「誰が馬鹿だって?」ニコ

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作品ジャンル:アニメ
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作者名:らーめん㎗ | 作成日時:2020年9月25日 17時

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