鬼殺隊最強の柱は七つの大罪の世界に転生したようです

No.３９ ページ35

バンが大分酔ってきた所でエリザベスがキングに話し掛ける

ｴﾘ「それにしてもキング様ってとてもお強いんですね
メリオダス様たち三人が苦戦した相手をたった一人で圧倒してしまうなんて…」

キングは例の三人の方を軽く睨む

ｷﾝｸﾞ「そうそう、その件で皆に聞こうと思ってた
確かにあの聖騎士はなかなか手強い相手だった
＿＿＿けど、キミ達の本来の力なら倒せたはずだよ」

バンは気にせずにお酒を飲み続け、メリオダスは口笛を吹き、ディアンヌは気まずそうに視線をそらす

分かりやすい人達…

私の神器？王都に忘れてきたね…うん

ｷﾝｸﾞ「三人共、神器はどうしたの？Aも神器が見当たらないけど」

ﾃﾞｨ「失くしちゃった♡」

ﾒﾘ「売っちゃった☆」

ﾊﾞﾝ「盗られちゃった♫」

『置いてきちゃった✧』

私達の言葉がキングに追い打ちを掛けて、キングはビックリしすぎて一瞬おっさんの姿になる

あっ意識しなくてもおっさんになれるんだ！←

ｷﾝｸﾞ「ありえない‼七つの大罪結成時にリオネス王国国王から賜った神器を＿＿＿売った!!?」

ﾒﾘ「店の資金がかかっちゃって…
金貨50枚程で」

あれ？神器は普通金貨10万枚はいくよ？(これ本当です)

いや、もっとお金かかってもおかしくない…

ｷﾝｸﾞ「盗まれた!!?」

ﾊﾞﾝ「投獄された時にな〜♪」

ｷﾝｸﾞ「置いてきた!!?」

『10年前のあの日は特に戦闘する予定なかったからねぇ…』

ｷﾝｸﾞ「なら仕方ないか…」

そしてキングはディアンヌの方へｷｯと振り返る

ディアンヌは目をうるうるさせていて、今にも泣き出しそう

するとキングは焦った様子で話し出した

ｷﾝｸﾞ「な…失くしちゃったものはしょうがないよ！うん！」

ﾃﾞｨ「ボク…ボクってばダメな娘(こ)？」

ｷﾝｸﾞ「そんな事ないよ〜〜！」

この変わり身の速さよ…

バンもメリオダスも無言になってるよ

その後、キングは疑問を持っていたホークに神器の事を分かりやすく説明する

ﾒﾘ「それはそうと…王国では今何が起きてる？
聖騎士共が突然クーデターを起こした理由はなんだ？」

ｷﾝｸﾞ「さぁオイラも詳しくは…ただ…
聖騎士達に[妙な変化]があった事は確かだね
王国民を守る事より戦に向けての準備を優先しているようだし
それこそ王城内は物々しい警戒体制らしいよ」

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