Re:Re:《8》

♯356 ページ6

陸｢必要ないか……そうだよな？話し合いってやっぱり大事だよね。A達はそれが出来てるから上手くいってるんだしね(笑)｣


話し合った方がいいとか偉そうなこと言ってるけど、私たちだってまだまだ、足りないこと多いと思う
聞きたいこと、言いたいこと、悩んで悩んで悩みまくって最後の最後で慎にやっと言えるくらい、何でも簡単に話し合えてるわけじゃ、ないんだよ？
慎はどうなのかな……私がすぐ怒るから言いたいこと飲み込んじゃってるのかもしれないし


A｢もっと堂々としてていいと思うよ。陸くん彼氏でしょ？遠慮する事ないと思う。何となくだけど、凄く気を遣ってる気がする。藍子さんに。完全に尻に敷かれてるよね(笑)｣


陸｢うわ、やっぱそう見えるんだ〜(苦笑)やだなぁ……ダサっ(笑)｣


A｢陸くん、藍子さんに嫌われたくないから言えないんだよね？｣


陸｢いや………それは多分違う気がする｣


A｢違うの？……難しいね陸くんって、やっぱり分かんないや(苦笑)｣


陸｢難しくないよ、俺ほど単純なヤツいないよ？？｣


A｢難しいよ〜(笑)｣


陸｢そうかなぁ？(苦笑)Aは？悩みなんて無さそうだね(笑)｣


A｢無い｣


陸｢……無いか(笑)それは……いい事だよ(笑)｣


A｢うん(笑)｣


言い出したらきりのない小さい悩みはあるけど、特別大きな悩みがない
最近の悩みの種だった紗月さんの件は、陸くんのお陰で大事にならなくて済んだし


陸｢安定してるね、まこっちゃんたちは(笑)｣


陸くんの時と比べたら、めちゃくちゃ安定してると思う
それはやっぱり、慎のお陰なんだよね
慎が私を必要としてくれてるからなんだよ

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