Re:Re:《8》

♯353 ページ3

慎｢じゃあね。ちょっとの間帰って来るね｣


A｢うん(笑)ゆっくりして来てね(笑)｣


慎｢まだいつ帰るかわかんないけどまた連絡する｣


A｢分かった。行ってらっしゃい(笑)｣


ちょっと機嫌が悪いのは分かってた
でもこれくらいじゃないと、慎は私に気を遣ってすぐに帰ってくると思う
家族との時間を大事にして欲しいって気持ち、慎には伝わらなかったのかも


A｢お疲れ様ですー。あけましておめでとうございます(笑)｣


京介｢おめでと〜今年もよろしく〜(笑)早速で悪いんだけど、3番4番片してくれる？｣


A｢はい(笑)｣


一日の夜なのに、カウンターまで埋まってて、私も京介さんも予想以上の入りに悪戦苦闘した
それでもいつもよりかはお客さんの引きが早くて後半はかなり余裕で回せた


京介｢いつもより早目に閉めれそうかな。マジで助かった〜一人だったら無理だった｣


A｢良かったですお手伝い出来て(笑)あ、すごく美味しかったです！慎も美味い〜って(笑)今度また教えてください(笑)｣


京介｢それは良かった(笑)じゃあ来年は慎に作ってあげれるように教えるな！(笑)そろそろ閉め作業しようか(笑)｣


A｢はい(笑)｣


店の外に出て営業中の札を裏返した


A｢寒いっ寒いっ寒いっ寒いっ寒いー！！｣


陸｢お、おぉ……寒いのがめっちゃ伝わる(笑)｣


A｢……陸くん……あれ？帰省しないの？｣


陸｢んー。今日帰れなかったから明日帰るよ(笑)え、もう閉めるの？｣


A｢引きが早くてお客さんいないの｣


陸｢なーんだ残念(笑)京介さんに挨拶して帰ろ｣

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