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黒幕の驚き ページ14

早速現場に赴いてみれば、そこには警察と事情聴取を受けている容疑者らしき人達がいた。
勿論、僕が薬をあげた依頼人のお姉さんもいる。

あー、写真撮ってって頼んでたから逃げる前に捕まっちゃったのかな。


『あらら、不運だねぇ。』


けどまぁ、大丈夫だとは思うけどね〜。

警察の人達があれをジサツだと判断してくれれば、あのお姉さんは捕まらずに終わる。


『問題は、さっきのあの少年だけど…』


視線を動かしてみると、少し遠くに想像していた人物と全く同じ姿の少年を発見した。
しかもその横には、この間僕に探りを入れようとしたハイネックさんもいる。


『おやおや……ハイネックさんはともかく、コナン君みたいな子供がこんな所にいるなんて…』


これはちょっとビックリしたなぁ。
まさかコナン君が現場に残っているとは思ってなかったし。

しかも、コナン君の目付きはいつもの子供のような雰囲気は全く無く、鋭い光を帯びている。
まるで、犯人を探すような……。


『………まさかねぇ。』


子供の彼にそんな事出来ない。
出来る筈が無い。

………でも、あの瞳は見たことがある。
随分前にいなくなった高校生探偵君。
名前は確か……工藤新一、だっけ?


『ま、この世には同じ顔の人が三人はいるって言うしねぇ。』


どのみち、今は関係無い話だ。
そう思って僕はこの件を記憶の外に押しやった。

黒幕の観察→←名探偵の困惑



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紅キ霧雨 - 紅姫さん» この作品まで見ていただけているとは…!ありがとうございます!! (2018年12月27日 10時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
紅姫 - 続きが気になります!次も楽しみに待ってます。 (2018年12月26日 18時) (レス) id: 48b65d6629 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅キ霧雨 | 作者ホームページ:ないっす  
作成日時:2018年12月26日 17時

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