太宰.酒by夜桜夢 ページ8
「お願い、そんなに飲まないから」
この言葉に負けた私が悪いとは思う。
太宰はお酒に強いし、酔う心配もないから善いか、と思ってしまったのだ。
「………A」
「っ………!?な、何?」
甘えたように前から抱き締めてくる太宰。
………何で、酔ってるんですか。
酔わないって前に云ってたの誰だよ!!
「熱いね、A」
「熱いなら太宰、ちょっと、離れよ?」
「………Aと離れるのは厭だ」
「はぁ………!?」
うん、確実に酔ってる。
しかも酔ってるから………いつもより更に色気があると思ってしまう。
目は少し潤んでいて頬もほんのりと赤く染まっている。
溢れる吐息はとても熱っぽくて。
心臓の鼓動がどんどん速くなる。
「太宰、ほんと、私こういうの無理だから……っ」
変に意識してしまうというか。
「………Aの変態」
「は!?な、何云って___」
言葉が熱っぽい唇に塞がれた。
唾液と共に舌が入り込んできて、ツンとした香りが広がる。
「………んっ、やっ…だ、ざぃ………ぁ!」
口内をいやらしく舐められてピクんと身体が反応する。
やっと解放された時には私にも熱が移っていて。
「っは………A、気持ち良さそうだね……」
「………っ!?や、やめっ………ぁ……っ」
太宰の手が服の中に滑り込む。
つぅ____と撫でられればもう私は太宰のされるがままになっていて。
「……今日は好きにして善いよね?」
最後の最後まで、今日の太宰は色っぽかった。
•.*•°•.*•°
一ヶ月お酒禁止になった太宰。
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恋羽(プロフ) - イチゴフラペチーノさん» ありがとうございます!返信遅くなりましたすみません! (2018年1月4日 20時) (レス) id: 7951348906 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴフラペチーノ(プロフ) - 恋羽さん» 敦くん可愛いです! (2017年11月26日 10時) (レス) id: e3c16ab556 (このIDを非表示/違反報告)
恋羽(プロフ) - チビ猫さん» ありがとうございます…!凄く嬉しいです(´;ω;`)ブワッ (2017年9月10日 15時) (レス) id: 7951348906 (このIDを非表示/違反報告)
チビ猫 - 完結おめでとうございます!!始終悶えていました!!作者様これからも頑張ってください!! (2017年9月10日 8時) (レス) id: cb3c918c22 (このIDを非表示/違反報告)
恋羽(プロフ) - 月輝さん» ありがとうございます……(> <) (2017年8月26日 18時) (レス) id: 7951348906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜夢&恋羽 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年5月21日 6時