30話 ページ31
竜胆「本当送らなくて大丈夫?」
「大丈夫です!ここから近いので」
竜胆「そっか」
「今日はありがとうございました!
ご馳走様でした」
竜胆「いや、こっちこそありがとう
楽しかったわ!」
「私も楽しかったです!竜胆さん...これ、どうぞ」
竜胆さんの事だから絶対お金は出させてくれないと
最初からわかっていたので、ここに来る前に
竜胆さんが好きだと言っていた
少しお高めのワインをプレゼントした
竜胆「え?これいいの?」
「はい、いつもお世話になっていますので」
竜胆さんは口元に手を当てじっと私を見ている
あれ?このワイン苦手だったかな?
なんて少し不安になっていると
竜胆「すげぇ嬉しい...ありがとう」
と喜んでくれた
良かった、間違えていたら
スクラップされていたかもしれないと
内心ハラハラしていた事は内緒にしておこう!
竜胆「これの開ける時一緒に飲もう!」
「え?」
竜胆「ダメ?」
ずるい...竜胆さんのそのダメ?は本当に
ずるいと思う...
「ぜ、是非」
断ったら殺されるかもしれない恐怖と
竜胆さんのダメ?が可愛過ぎて
断われなかった...
まぁこの約束忘れる可能性もあるから
竜胆「じゃあ来週の土曜日は?」
おっと?忘れる所か予定決めてきたぞ?
もう、ここはもう覚悟を決めて
「大丈夫です!」
と元気よく返事をしておいた…
竜胆「じゃあ来週の土曜日...
俺ん家でいい?」
「はい!...ん?俺ん家?」
いやいやいやいや!!
流石に反社の家にはお邪魔したくない!
竜胆「うん!俺ん家!」
「流石に男の人の家に上がるのは...」
竜胆「ダメ?」
竜胆さん絶対わざとやってる!
私が断れないって知っててわざとやってる!
「か、考えときます…」
今回は流されなかった
流されなかった私を誰か褒めて!
竜胆「ん!考えといて!じゃな!おやすみ!」
「おやすみなさい」
1人帰り道を歩きながら
来週どうやって断ろうか考えている
「へい!Silly!遊びの断り方を教えて!」
Silly「下手に嘘を付くと危ないです、素直に行きましょう」
そうだ!!相手は誰もが恐れる梵天幹部...
嘘ついて断ってバレたらスクラップ...
血の気がサァーと引くとはこの事か
と思いながら仕方なく来週は行こうと思う
九井さんとか鶴蝶さんとか
来てくれないかな〜
なんて考えながら家に帰った
.
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はるかな(プロフ) - ☆真菜*さん» コメントありがとうございます!こんなダメな小説を宣伝して頂けるなんて光栄です!是非、お願いします! (2023年4月4日 8時) (レス) id: 325098798c (このIDを非表示/違反報告)
☆真菜*(プロフ) - はるかなさんのことを私の小説の方で宣伝(紹介)してもいいですか? (2023年3月28日 9時) (レス) id: af29f1e969 (このIDを非表示/違反報告)
はるかな(プロフ) - チヅさん» コメントありがとうございます!楽しんで頂けて嬉しいです!更新が遅めですが頑張って更新しますので応援よろしくお願いします! (2022年9月6日 18時) (レス) id: 325098798c (このIDを非表示/違反報告)
チヅ(プロフ) - 毎回楽しみにしてます(^^)&楽しくワクワクしながら読ませて頂いてます(^^) (2022年9月4日 2時) (レス) id: eeaef92f1e (このIDを非表示/違反報告)
はるかな(プロフ) - ましゅしろ。さん» ありがとうございます!『はんしゃさんといっしょ!』を番外編で使わせて頂きます!楽しみにしてて下さいませ! (2022年8月15日 17時) (レス) id: 325098798c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるかな | 作成日時:2022年7月16日 9時