うたのおねえさんだって恋がしたい！【梵天】

18話 ページ19

ヤバい！幹部たちが
私の後ろで踊ってる...
しかもめちゃくちゃ上手い！
心配する必要も無かったかも

普段あんまり笑わない
鶴蝶さんも楽しそうに踊ってる

前からチラッとしか見えないけど
普段の幹部たちとは思えない程
人間味がある...あ、失礼か

2人｢｢ぼよよよ〜ん空へ飛び上がってみよう｣｣

｢ほら、あの雲まで手が届きそう｣

2人｢｢ぼよよよ〜んYEAH!!YEAH!!YEAH!!｣｣

歌が終わり音楽も終わり
最後は決めポーズで終わる
幹部たちもそれぞれポーズをキメているが
蘭さんに関しては、ジョジョ立〇ですか？
ってぐらい無駄にカッコ良くキメてて笑いそう

観客からの声援は今までにはない程だった
ステージの幕が閉まるまでポーズはキープしつつ
幕が閉まって皆動き出す

仲間｢皆凄く良かったですよ！｣

東｢うん！上手でした！｣

九井｢1曲踊っただけで息切れヤバい｣

竜胆｢A、お前すげぇな...｣

｢ありがとうございます、アンコールもあるんで
皆さんバックに戻りましょう｣

幹部｢｢｢(やっぱり俺らには冷たい)｣｣｣


それから無事アンコール2曲も歌い終え
私的には無事成功だと思っている


ーーーーーーーー

仲間｢時間もないし、俺ら行くわ！｣

｢今日はありがとう！近いうちお礼する！｣

東｢こっちもこんな大きなステージで
踊れて楽しかった！むしろありがとう！｣

神谷｢皆さんもありがとうございました｣



3人は私たちに頭を下げ帰って行った
今日は本当に楽しかった
これで殺されても悔いはない


佐野｢A...｣

｢さ、佐野様！お疲れ様です！｣

佐野｢お疲れ｣

高菜組｢いやーうたのおねえさんの
ひらがなで！おねえさんが居るなんて
思ってもみなかった…約束通り取引成立だ！
佐野さん、書類にサインするよ｣

佐野｢九井！｣

九井｢こちらにサインを...｣

高橋組のお偉いさんは
九井さんから紙を受け取るとサインと印鑑を押し
佐野様に渡した

高菜組｢最後にひらがなで！おねえさん...｣

｢は、はい！｣

高菜組｢いや、ひらがなで！おねえさんの大ファンなんだよ！
握手してもらえないかな？｣

｢もちろんです！
これからも梵天をよろしくお願いします！｣

高菜組｢ひらがなで！おねえさんが居るなら！｣


なんて笑いながら高菜組のお偉いさんは帰って行った





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