キミの笑顔が見たいだけ【三途春千夜】

37話 ページ37

Aside

部屋に入ると蘭さんが座る椅子を引き
こちらへどうぞとジェスチャーすると
サンキューと言いながら座ってくれた

私はテーブルの上にあるバインダーと紙を
自分の目の前に持って来て
胸元からボールペンを出し
蘭さんにどのようなスーツが希望か聞く

«どのようなスーツがご希望ですか？»

蘭｢かっこよくて！動きやすく！｣

«スーツのお色とかは？»

蘭｢えー？色？｣
色を聞いたらすごく悩み始めたので

«今年トレンドのアースカラーはどうでしょうか？»

蘭｢アースカラー？｣

«はい、“ナチュラル”“リラックス”と自然を感じさせるテイストが秋冬のトレンドなんです
今8月なので、出来上がる頃には9月で秋なので
どうでしょうか？
お色はブラウン、カーキがおすすめです！»

蘭｢じゃあそれにする！｣

それから何時間かかけて
蘭と2人でデザインを完成させた
話していてわかったが
無理難題は言ったつもりは無いが
少しイライラしてたからそれかもしれないとの事
素直に謝ってくれたので揉める事なく解決した

«出来上がるのに少しお時間かかりますが
出来次第ご連絡致します、本日はありがとうございました»

蘭｢こちらこそありがとう！スーツ楽しみにしてる！｣


そう言うと蘭さんはお店から出て行き
路駐していた車に乗り込み帰って行った






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昨日上げたお話が
全くストーリーと違っていた為
削除させて頂きました。
何パターンも作っていたので
間違って上げてしまいました
申し訳ございません。

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