キミの笑顔が見たいだけ【三途春千夜】

12話 ページ12

数日後マイキーのスーツが出来たと
連絡が来たからマイキーとC.B.Fに向かう


着くとあいつ居ねぇかなって探してると
接客してるあいつが目に付いた
ニコニコしながら接客して
客に触れてる所を見るとイライラする


あいつが俺達が来てるのに気付くと
対応してた客を別のスタッフに任せ
俺達の所に向かって来た


«ご来店ありがとうございます！
スーツ出来ましたので、一度試着して頂いても
よろしいでしょうか？»

佐野｢うん、わかった｣


マイキーはスーツを受け取り試着室に向かう


«三途さんもお久しぶりですね！»

三途｢おぉー元気してたか？｣

«はい！元気です！三途さんも元気でしたか？»

三途｢仕事疲れたから癒せ！｣

あいつは笑いながら
«いつも頑張ってる三途さんには
私がご飯を奢ってあげますよ！»


そういや、これ終わったら帰れるなー
って考えていたら

«この後暇ですか？»

俺の考えている事が見透かされてるように
イタズラっぽく笑いながら画面を見せる

初めて見る表情に胸が高鳴った
捨てて来た感情が少しづつよみがえてくる


三途｢仕事終わったら連絡するわ｣


«はい！待ってます！»


佐野｢ねぇスーツどう？｣


マイキーがスーツ来てこっちに来る

«サイズとかどうですか？動きやすいですか？»

佐野｢うん、ピッタリ！気心地も良い｣

«それは、良かったです！»


«それでは包装致しますので»

マイキーはまた脱ぎに試着室に向かって行った


ーーーーーーーー




マイキーからスーツを受け取り
丁寧に包装しマイキー渡す

«ありがとうございました！またのご来店お待ちしております！»


綺麗にお辞儀をし
ニコニコ笑いながら俺らを見送るあいつ


俺に向かって携帯を指さしてきた
多分連絡待ってる的なのだと思い
ヒラヒラ手を振って俺らはアジトに向かった





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