最強呪術師と結婚したんですが2【呪術廻戦/五条悟】

75.来世の話。 ページ38

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場所は戻って、再び五条＋1年サイド。



五条「……Aに嫌いなんて言われたら、僕世界滅ぼすよ？」


野薔薇「まだ言われてねぇだろ。」

恵「…早まらないでください。」



いじける教師にそれを励ます生徒の図。
普通にヤバい絵面だし、普通逆だろと突っ込めるような人間も最早存在しない。
彼らにとってはもうこれがいつも通りの"普通"の光景だからだ。


が、その直後、妻が楽しそうな笑顔を見せた瞬間、28歳児はその場から姿を消していた。


悠仁「…あれ！？五条先生！？ドコ！？」



ーー
妻＋七海サイド



七海「…メッセージは五条さん(夫)からですか。
ぶっちゃけた話、五条さん(夫)の愛情の一方通行かと思っていましたが、意外とそうでもなさそうで安心しました。」


『…え！？な、なんでわかったんですか！？
五条先生から送られてきたって！！』


七海「貴女の顔を見ればわかります。頬が緩みすぎです。…気をつけた方が良い。
では私は任務がありますので、これで失礼。」



何となく結婚してからも学校で呼ぶ時はけじめとして旦那の事を"五条先生"と呼ぶようにしていたのだが、七海さんは「今は貴女も五条でしょう。」とマジレスしてから任務へと向かって行った。



…正直七海さんの私達夫婦の呼び方の方が紛らわしいと思っているのは秘密だ。
墓場まで持っていく所存である。


そろそろ私も教室へ戻ろうと歩き出すと、背後から校内放送かな？と思うくらいの大声で名前を呼ばれた。
…こんな事をするのは思い出す限り1人しかいない。




五条「七海にナニもされてない！？何話してたの！？僕地球滅ぼすよ！？」



肩をガシッと掴まれゆさゆさと揺さぶられながら物騒な言葉をかけられる。



『…絶っっっ対に地球にだけは手を出さないでね？
七海さんとは、悟のことを話してただけだよ。
…心配する様なことは何も起きてないから！』



五条「………え？なにそれ。キミ、僕のこと話すときあんな顔になっちゃうの！？…何それちょっと可愛過ぎるんだけど。…結婚しない？」



『いやもうしてる。』



私がそう言うと目隠しを上にずらしてギラついた瞳を片目だけ晒して「いや来世の話。」とマジトーンになって真顔で返ってきた。言うまでもなくとても怖かった。




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