最強呪術師と結婚したんですが2【呪術廻戦/五条悟】

61.たまには…。 ページ18

.



『…え？先生「悟だよ♡」、…サトル先に食べたんじゃなかったの？』



暫くして(予想よりだいぶ早かった)言った通りベッドまで迎えに来てくれたさとるにおぶさりながらリビングへ向かった。

あ、ちなみにちゃんと私は服を着てたよ？


予め任務で遅くなると言っておいたから、てっきり先に夕食を済ませていると思っていたら、どうやらそうではなかったらしい。



五条「ん〜？僕の大好きな奥さんと一緒に食べたくて、待ってたの♪」



…何それ可愛すぎない？
…天然でこれをやっているのか、それとも態となのか…。
どちらにしても、毎回こうしてドキドキさせられるのも正直ちょっと悔しかったりもする。


だって普段冷たくあしらってる(…つもりはないんだが)私がそのドキドキで僅かに動揺するのを見て悟は面白がり楽しんでいる節(時には腹を抱えて笑われる)があるのだ。



…逆に、彼はどうなのだろう。


普段冷たくあしらってる(悟の奇行の所為)私が、いきなり糖分80%くらいで受け答えをしてみたら、…最強も少しは動揺してくれるのだろうか。


…いや、見てみたい。
そして一度火がついたこの好奇心は、…もう誰にも止められない。


糖分80%も何も、普段思っていて言わずに敢えて蓋をしていた気持ちを口にすればいいだけなのだ。ふっ簡単！



『…ふふっ何それ惚れる♪』



五条「…信じてないでしょ？
なんかもうさぁ、1人で食べても味気ないんだよね〜。

それくらい、Aはもう僕の生活のかけがえのない一部ってコトなの♪」




『…私も、先生「悟ね♡」…悟と結婚して良かったと思ってるよ。
今まで生きてきて1番楽しいし、1番嬉しいし、1番ドキドキするの。
こんな風に感じるのは、…悟だけだよ。』



これは普段は言えないけど、紛れない本心だ。
たまにはこうしてちゃんと言ってあげるのも、いいのかもしれない。



.

62.だよね。うんわかってた。→←60.ダメだ。やっぱり顔が良い。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す