嵐418 ページ38
A「まったく、変な奴だぜ。クローム髑髏
捕まっていたのはお前だっていうのに」
俺は少し呆れたように笑いながらそう言った
明里「ハハハッ、確かにそーだな!なのに骸の心配ばっかりしてさ」
髑「え…」
ツ「本当だ」
ランボ「おんぶしろ!!」
髑「ランボさん……!引っ張ると苦しいよ」
ツ「もー、ランボはすぐ調子に乗る!」
和やかの空気が流れていたけどそれは羽音で消され、羽音を出したムクロウを見ると「おかしい…」と言った
明里「今、喋ったよな!」
A「オウムじゃねえんだからそんなはずは!!」
「困りました」
ツ「…この声…この感じ…まさか…」
髑「骸様!!」
骸「先程の戦いで力を使い果たした今の僕にはムクロウに憑依するのが精一杯でしてね」
ツ「骸…一体どうしたんだ?」
骸「トラブルが起きました。
復讐者の牢獄にいる自分の肉体に精神が戻らない…」
ツ「は!?」
リ「どういうことだ骸」
骸「肉体に戻るあと少しの所でブロックされるのです」
ツ「そんな……」
「た〜〜お〜〜〜いて」という声が聞こえ
そちらを向けば加藤ジュリーが起き上がっていた。
ジュリー「ど〜〜なっちまってんだ?」
ツ「加藤ジュリー!!」
ジュリー「およ?」
A「てめーまだ生きてやがったのか!!」
ツ「ってことは中のD・スペードは!!」
ジュリー「はい?何言っちゃったんだ、あんたらっ」
骸「違いますね」
髑「はい…この人…もうD・スペードじゃない…」
ツ「えっ」
ジュリー「おっエンマ!!
何だよ これ!?一体どーなっちまってんだよ!!」
炎「ジュリー、本当に何も覚えてないの?」
ジュリー「ん……?あ〜〜〜。
なんつーかすんげー長い間眠ってた感じ?」
リ「どうやら加藤ジュリーはDの呪縛から解放されたみてーだな。
それにしてもおかしいぞ…
勝負をついたのに復讐者が現れねえ」
ツ「そう言えば…!!どんな勝負の後でも必ず現れたのにどうしたんだ?…まだ勝負がついていないのかも…」
ク「骸様…」
骸「うむ…未だかつて このような事は一度もありませんし考えも及びませんでしたが考えられる可能性が一つだけある。
僕の精神がクロームに憑依している間に空の器となった僕の肉体があの男に乗っ取られた!!」
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