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凪Side
急に、足が脱力してビックリした。こんな事なかったのでパニックった。なんとか運んでもらい、翔太が医者に電話した方がいいと言われ、ようやく頭が廻り出して電話する。運動不足と聞いて安心した。
またな何かしら出てきたのかと思ったから。
翔太には、勘付かれてしまった。僕は、涼太くんじゃないから全部は言いたくないんだけどな。見逃してくれないかな。
「なぁ涼太。頼むよ。もう隠し事しないでくれよ……。これ以上、一人で苦しんでほしくないんだ。なんの為に俺が泊まり込んでると思ってんだよ。俺にもさ、辛さとか苦しみとか分けてよ。そりゃ涼太じゃないから、ちゃんと分かってあげられないけど、お前がずっと一人で耐えてるのなんて嫌なんだよ」
僕以上に辛い表情をする翔太。やっぱり、見逃してはくれないか……。んー。涼太くんが言うべきかなとは思ってたけど、いつ戻るか分からないから隠し通せないか……。
「涼太。言ってよ。なぁ……。頼むからさ……」
『……ふぅ。ごめんね翔太…。僕、記憶が戻ったとしてもSnowManでいる事は出来ない』
「……どうゆう事?」
「翔太の言ってた通り、足に後遺症が残ってる。長時間、足を動かさなかったり、動かしすぎたりすると脱力や痺れや痙攣や激しい痛みを伴うんだ。だから毎朝、起きるとマッサージとストレッチをして動く様にしている。脱力して全く足が動かないから。万が一、災害が起きて動けない時だったらダメだから車椅子もあるし乗り方もマスターしてる。
激しい運動した後や、ダンスとかアクロバットを長時間やると、痺れや痙攣や痛みも出てくる。だから、コンサートとかは出来ないと思う。」
淡々と話していくが、翔太が話に付いてこれていない……。
「……えっ…。ちょっ……!?」
『ごめんね。混乱するよね。』
『簡単に言うと、動かなすぎるのも動きすぎるのも、どちらもダメって事。今は、動ける時間を伸ばしていく事が目標』
「…なんとか分かった気がする…。さっき、起こった脱力は動かなすぎだったって事だよな?」
『うん、そう。運動量が、足りてなかったんだ。大体、足りてないと脱力や痺れ、やり過ぎる痙攣や痛み痺れが起きる事が多いかな』
「そっか……うん…」
なんとか理解して受け入れようと必死だ。
『ごめん……』
「何で謝るんだよ。そんな必要ない。無理矢理、聞き出したんだし。知れて良かった。それに、もしSnowManを続けたかったら、いくらでも活動の仕方を考える事は出来る」
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ライ(プロフ) - 初めまして！更新楽しみに待ってます！ (3月5日 10時) (
レス) @page15 id: 704f0c8ab3 (このIDを非表示/違反報告)
蓮音(プロフ) - あさん» ありがとうございます。拙い小説ですが、そう言って貰えると嬉しいです。 (2022年4月16日 21時) (レス) @page11 id: 56222b3dae (このIDを非表示/違反報告)
あ - いつも楽しみにしてます！ (2022年4月16日 19時) (レス) @page12 id: 0b2e0edfb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮音 | 作成日時：2022年3月27日 22時
