第五十一話 ページ9
左馬刻side
『よう。簓』
簓『なんやねん、急に呼び出してきて。どういう風の吹き回しや』
『あー、なんつーか……今まで悪かった!!』
俺は背筋を90度に折り曲げ簓に謝った。
簓『へ?』
俺が謝ったのに動揺したのか眉をぴくりと動かした。
簓『…いやいやいや!!!!何で急に謝ってくるんよ!今までのいざこざは何処に行ったんや!』
わざとかは知らないが簓はオーバーなリアクションを取ってみせる。
簓『というかお前そういうキャラじゃなかったやろ!何があったんよ!』
左馬刻『どうだっていいだろ。で?許すか許さないか、はっきりしろや』
簓『許すも何も…あの事は俺が全部悪かったからなぁ』
左馬刻『は?俺がてめーにとって不快な事したから怒ったんじゃねーの』
簓『ちゃうて!あの件はあのー…俺の不注意で中王区に洗脳されて!それでお前を傷つけるような事、言ってしもうたんや』
左馬刻『は?なんだそれ』
俺は簓の肩をがっちりと掴んだ。
左馬刻『中王区の奴…許せねぇ。おい簓ァ、やるぞ。』
簓『やるって…何を?』
左馬刻『仕返しだよ。俺達で中王区に一矢報いてやるんだ』
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悠里(プロフ) - 火鉢さん» ありがとうございます!気合い入れて更新頑張っていきます〜! (2020年5月30日 18時) (レス) id: 6d0f46be96 (このIDを非表示/違反報告)
火鉢 - 続編おめでとうございます!更新楽しみにして待ってます! (2020年5月27日 23時) (レス) id: c1314e5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠里 | 作成日時:2020年5月20日 22時