第五十話 ページ8
「お、十四じゃねえか。それと…誰だ?」
背後から声を掛けられて少しびっくりする。
予想がついてしまうが、後ろを向いてみるとそこに居たのはナゴヤディビジョン、Bad Ass Templeのリーダーの波羅夷 空却さんだった。
十四『あ!くーこーさん!お久しぶりっす!』
空却『おー。んでお前誰だ』
十四『この人はAさんです!自分の中学校の先輩なんすよ〜』
空却『ふーん。で?なんでそいつがここに居るんだよ』
『実はナゴヤディビジョンの皆さんに頼みたい事がありまして…』
空却『なんだ?』
かくかくしかじか。今まであったことをできる限り手短に話した。
空却さんは拙い俺の話をちゃんとあいずちを打ちながらしっかり聞いてくれた。
『…で、手を貸してくれませんかね?』
空却『別にいいぞ』
『軽っ』
空却『楽しそうだしな。それに他のディビジョンの奴らも参加すんだろ?俺らだけ何にもしなかった。なんてのも嫌だしよ』
『ありがとうございます!…でも天国さんには何にも言わなくていいの?』
空却『いやなんで急に敬語抜けるんだよ』
『仲間なんだし良いと思ってそれになんか…空却さん年下だしなんか弟っぽいな、って。嫌でした?』
空却『お前…まあ良いけどよ』
『わーい』
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悠里(プロフ) - 火鉢さん» ありがとうございます!気合い入れて更新頑張っていきます〜! (2020年5月30日 18時) (レス) id: 6d0f46be96 (このIDを非表示/違反報告)
火鉢 - 続編おめでとうございます!更新楽しみにして待ってます! (2020年5月27日 23時) (レス) id: c1314e5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠里 | 作成日時:2020年5月20日 22時