第五十九話 ページ17
琥珀side-
今まで長かった。ようやく姉さんに会えるんだ。
警備員「おいお前達！ここで何をしている！」
A『ーッ！』
早速警備員達に囲まれるがここで時間を食う訳にもいかないだろう。
琥珀『時間が無い。行くぞ！』
一郎『おう！』
真裏『えっ』
警備員「待て！」
こんな命がけの鬼ごっこ初めてだよ。
僕達は死ぬ気で走り続けた。
僕達がそれを見つけたのはようやく警備員を撒いて暫くした頃だった。…道が二つに分かれている。
もしかすれば片方は行き止まりかも知れない。
仕方ない。直感で右の道を選ぶ事にした。
そんな時、二郎君が何かを見つけたのか徐に僕達とは反対の方へ走り出した。
二郎『…ちょっと待ってろ！』
『二郎君⁉』
それから数秒後にけたましいアラームのような音が響いた。
ジリリリリリ!
三郎『これ…』
A『火災報知器…？』
おそらく二郎君が見つけたのは火災報知器だったのだろう。
警備員「火事か⁉」
警備員2「おそらくあいつ達の仕業だろう。早く火元を見つけるんだ!」
二郎『おい！』
三郎『低能！生きてたのか⁉』
二郎『勝手に殺すな！』
『二郎君！ナイスだ！』
A『今のうちに皆と合流できたらいいんだけど…』
『糞…連絡できる機器を準備しておくべきだったか』
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悠里(プロフ) - 火鉢さん» ありがとうございます！気合い入れて更新頑張っていきます〜！ (2020年5月30日 18時) (
レス) id: 6d0f46be96 (このIDを非表示/違反報告)
火鉢 - 続編おめでとうございます！更新楽しみにして待ってます！ (2020年5月27日 23時) (レス) id: c1314e5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠里 | 作成日時：2020年5月20日 22時
