どうも、アキハバラディビジョンです。その2【男主】

第五十四話 ページ12

琥珀『皆！！話し合いがびっくりする程進んでいない！！真面目にやろう！！！！』

琥珀が手を叩きながら大声で呼びかける。徐々にだが部屋が静かになってきた。

真裏『なんか…すげぇな』

『今度からこういうのは琥珀に頼むか』

乱数『ごめんごめん！これからは気をつけるね〜！』

左馬刻『わりいな。こっちでちょっと盛り上がっちまった。』


それからの話し合いは案外順調に進んだ。

『後は作戦の実行日だな。』

空却『拙僧は出来る限り早い方が良いな。さっさとぶちのめしてぇ』

簓『俺もそれは同感や。』

琥珀『んー…でももうちょっと作戦を練ったりラップの練習とかもしたいからなぁ』

真裏『一ヶ月後…は長いか』

『早めの方が良いなら…一週間後とか？』

琥珀『流石に短くない？』

寂雷『じゃあ二人の間をとって二週間後くらいの週末はどうだい？』

一郎『良いじゃないすか！』

左馬刻『俺も賛成だ』

『他の方達もそれで大丈夫ですか？』

幻太郎『ええ。構いませんよ』

盧笙『大丈夫やで。』

皆が同意しだす。

『じゃあ実行日は再来週の週末で。』

琥珀『りょーかい！一応一通り決まったね！』

一郎『さて。もう遅いんで帰りますね』

『いやいやいやいや！もう深夜だぞ！？今外出たら補導されかねないぞ！』

一郎『…それもそうだな。でもどうしたら…』

琥珀『せっかくだし皆泊まって行きなよ！もう電車も終電行っちゃっただろうし』

一郎『え、良いんすか？』

琥珀『大丈夫だよ〜！』

一郎『ありがとうございます！』

第五十五話→←第五十三話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す